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J-GLOBAL ID:201602282862381596   整理番号:16A0662822

脱フッ素化支援ナノチューブ置換により合成した窒素ドープ単層カーボンナノチューブ電極触媒の効率性と長期耐久性

Efficiency and long-term durability of a nitrogen-doped single-walled carbon nanotube electrocatalyst synthesized by defluorination-assisted nanotube-substitution for oxygen reduction reaction
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巻:号: 23  ページ: 9184-9195  発行年: 2016年06月21日 
JST資料番号: W0204B  ISSN: 2050-7488  CODEN: JMCAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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窒素ドープ炭素ナノ材料は,高分子電解質型燃料電池の酸素還元反応(ORR)に対する優れた電極触媒として知られている。本研究では,著者等は窒素ドープ単層カーボンナノチューブ(SWCNT)を調製するために,300~600°Cにおけるフッ素化SWCNTのアンモニアガスとの反応による新しいシンプルなポストドーピング合成法を用いた。脱フッ素化支援ナノチューブ置換反応により合成した,Nx°C-ドープSWCNT(x:反応温度)の構造と形態を特性化した。これらの窒素ドーピングのレベル(1.38~3.04%)は,濃縮されたピリジン性およびピロール性窒素種によりかなり高かった。これらの0.5M H2SO4中のORRに対する電気化学触媒活性を,サイクリックボルタンメトリーおよび線形掃引ボルタンメトリーにより評価し,これらの触媒耐久性は負荷電位サイクル試験により評価した。Nx°C-ドープSWCNTに対して,ピークと開始電位(それぞれEpeakとEonset)は正にシフトし,そして半波電位(E1/2)における電流密度(j@E1/2)は,反応温度の上昇とともに増大した。N500°C-およびN600°C-ドープSWCNTのEonset値は+0.51Vであったのに対して,非フッ化hc-SWCNTでは+0.16Vであった。ORRにおける酸素分子(n)当たりの電子移動数は,-0.3Vの電位において2.32~3.64と決定された。ORR触媒活性を,測定したパラメータEpeak,Eonset,n,およびj@E1/2により包括的に評価した。N500°C-ドープSWCNTは,最高のORR触媒活性を持っていた。負荷電位試験における11000サイクル後,その電流密度は初期値の93%を維持し,カーボンブラック上に担持された白金ナノ粒子(Pt-C)よりも良好な耐久性を示した。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電気化学反応  ,  無機化合物一般及び元素  ,  燃料電池  ,  原子・分子のクラスタ 

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