抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水質の浄化,船舶の摩擦抵抗低減,医療など様々な分野に応用範囲を拡大しているマイクロバブルの発生装置について,消費エネルギーの低減や製作コストの低減が求められている。そこで本研究では,1)エネルギー消費と安全性から安価な低圧ポンプを使用する,2)単純な構造で微細なマイクロバブルを発生できるベンチュリ管型ノズルを噴射ノズルとして採用する,3)空気を自給することのできる空気吸入ノズルを噴射ノズルの上流に設置することを設計条件とし,これらを満たすノズルユニットを検討,開発した。そして,ノズル形状の検討を行った結果,以下のことが明らかになった。空気を自給するためには,空気吸入ノズルのど部の圧力が大気圧以下になるように噴射ノズルのど部の直径を大きくする必要があり,空気吸入ノズルのど部の直径が4.5mmの場合には,噴射ノズルのど部の直径が5.5mm以上でなければ空気を自給しなかった。また,ベンチュリ管のテーパー部の長さには,マイクロバブルの気泡径を小さくするための最適な長さが存在することがわかった。