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J-GLOBAL ID：201602285079256578   整理番号：16A0920633

原子核時計実現に向けたTESマイクロカロリメータの性能評価

著者 (7件)： 前久景星 (宇宙航空研究開発機構) ,  林佑 (宇宙航空研究開発機構) ,  村松はるか (宇宙航空研究開発機構) ,  満田和久 (宇宙航空研究開発機構) ,  山崎典子 (宇宙航空研究開発機構) ,  山口敦史 (理研) ,  前畑京介 (九大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 175(SCE2016 11-28)  ページ： 37-39  発行年： 2016年08月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々は10keV以下のX線帯域で高いエネルギー分解能を実現できるTES型マイクロカロリメータの開発を行ってきた。現在,原子核の分野において,229Th原子核時計が世界中で注目されている。これは229Thの異性体準位を参照したレーザー標準計であり,これが実現されれば従来のセシウム原子時計に比べて時間の決定精度を100倍向上することができる。そのためには,229Thから放出される29keV付近の2本のγ線のエネルギーを1eV以下の精度で決定する必要があり,10eV以下のエネルギー分解能を持つTESマイクロカロリメータが必要である。我々は,原子核時計用に最適化した素子製作にフィードバックすることを目的とし,これまでに製作した従来の素子に対して~30keVの線源を用いた応答評価を行っている。(著者抄録)

シソーラス用語： *センサ ,  *微量熱量計 ,  超伝導体 ,  相転移 ,  性能評価 ,  X線 ,  *エネルギー分解能 ,  *原子核 ,  *トリウム同位体 ,  *時計 ,  γ線検出 ,  トリウム229 ,  *遷移端センサ ,  *測時機
準シソーラス用語： *超伝導遷移端センサ ,  原子核時計 ,  TES【検出器】

分類 (3件)： 熱量測定,熱量計  (AD06030G) ,  単位,標準,標準器,定数  (AD03000E) ,  その他の超伝導応用装置  (BM04044V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 原子核 ,  時計 ,  TES ,  マイクロカロリメータ ,  性能評価