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J-GLOBAL ID：201602287515412972   整理番号：16A1215812

四国西部での広帯域MT観測

Wideband Magnetotelluric Measurements in the Western Part of Shikoku Island

著者 (12件)： 吉村令慧 (京大) ,  山崎健一 (京大) ,  小川康雄 (東京工大 火山流体研究セ) ,  中川潤 (京大) ,  川崎慎吾 (京大) ,  小松信太郎 (京大) ,  米田格 (京大) ,  大内悠平 (京大 大学院理学研究科) ,  岡崎智久 (京大 大学院理学研究科) ,  鈴木惇史 (東京工大) ,  齋藤全史郎 (東京工大) ,  寺石眞弘 (京大)
資料名： 京都大学防災研究所年報(CD-ROM)  (Abstracts for Annuals. Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University (CD-ROM))
号： 59  ページ： ROMBUNNO.59B,6  発行年： 2016年09月 
JST資料番号： S0431B  ISSN： 0386-412X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 西南日本に沈み込むフィリピン海プレート沿いでは,絶大な被害をもたらす断層すべりに比較して短い周期で再来する地球科学的な現象が知られている。その一つに,豊後水道に発生するスロースリップイベント(SSE)が挙げられるが,近年では,約6年間隔で発生が検出されている。本研究では,豊後水道で周期的に発生するSSEに関して,その発生機構や構造的特徴を議論するために,四国西部の陸域で計31点の広帯域Magnetotellurics(MT)観測を実施した。見かけ比抵抗・位相,位相テンソル楕円,インダクションベクトルの分布を概観したところ,SSEの主滑り域の縁辺部に,比抵抗コントラストの存在が示唆された。今後は,三次元逆解析を実施し,比抵抗構造とSSE滑り域の対応関係を検討する。

シソーラス用語： 推定 ,  *電気伝導率 ,  地中 ,  *四国地方 ,  *観測 ,  *広帯域 ,  海峡 ,  愛媛県 ,  スロー地震 ,  電気抵抗率 ,  構造 ,  解析 ,  三次元 ,  地磁気 ,  地電流
準シソーラス用語： Magnetotellurics ,  逆解析 ,  見かけ比抵抗 ,  *広帯域MT観測 ,  三次元逆解析 ,  *四国西部 ,  地下電気伝導度推測 ,  比抵抗構造 ,  豊後水道

分類 (2件)： 地質構造・テクトニクス  (DE04030Y) ,  その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 四国 ,  広帯域 ,  Mt ,  観測