文献

J-GLOBAL ID：201602287956478336   整理番号：16A0730897

1H-NMR分光法によるワインの真正度検証:チャンスとチャレンジ

Authentication of Wine by ¹H-NMR Spectroscopy: Opportunities and Challenges

著者 (3件)： ESSLINGER Susanne (BfR Federal Inst. for Risk Assessment, Berlin, DEU) ,  FAUHL-HASSEK Carsten (BfR Federal Inst. for Risk Assessment, Berlin, DEU) ,  WITTKOWSKI Reiner (BfR Federal Inst. for Risk Assessment, Berlin, DEU)
資料名： ACS Symposium Series (American Chemical Society)  (ACS Symposium Series (American Chemical Society))
号： 1203  ページ： 85-108  発行年： 2015年 
JST資料番号： H0588B  ISSN： 0097-6156  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 真正度とは,法的に正しい製品表示を行い,類似した安価な原料による置換や混合などによる偽和や地理的,品種,製法などの虚偽がないことをいう。ヨーロッパでは官能的な品質,アルコール濃度,ブドウ品種,産地表示の制御,不法な酸味付け,水,グリセロール,色素,甘味料,フレーバーなどの添加による化学的な偽和を規制している。ワインの真正度検査は伝統的に安定同位体分析などによる標的分析が行われてきたが,ここ数年,食品フィンガープリンティングとも呼ばれる非標的分析が重要性を増している。1H-NMR分光法によるワインの真正度検証について,1)現状として試料調製,1H-NMRによる測定,標的分析データの評価,非標的分析データの評価について述べ,2)1H-NMR分光法によるワインのブドウ品種の将来の真正度研究として実験計画,異常値アイデンティフィケーション,品質保証,データ評価,3)将来のチャレンジとしてバリデーション手順,未知の偽和検出,データのコンシステンシーと交換可能性,の各項目につて記述した。

シソーラス用語： *陽子磁気共鳴 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  認証 ,  *ぶどう酒 ,  食品分析 ,  フィンガープリント法 ,  異常値 ,  偽和 ,  食品規制 ,  品質表示
準シソーラス用語： *1H-NMR ,  *NMR分光法 ,  *ワイン ,  真正性 ,  非標的分析 ,  フィンガープリンティング ,  食品表示

分類 (3件)： ぶどう酒  (FK04024X) ,  食品の分析  (FJ01030U) ,  食品の検査・取締り  (FJ01054G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 1H-NMR ,  分光法 ,  ワイン ,  真正 ,  検証