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J-GLOBAL ID：201602288862284410   整理番号：16A0300163

構造スリットを設けない有壁鉄筋コンクリート造建築物の構造計算の合理化に資する検討

著者 (22件)： 成瀬忠 (前田建設工業) ,  堀伸輔 (前田建設工業) ,  勅使川原正臣 (名古屋大) ,  中村聡宏 (名古屋大) ,  楠浩一 (東大) ,  田尻清太郎 (東大) ,  鈴木英之 (安藤・間) ,  古谷祐希 (安藤・間) ,  濱田真 (熊谷組) ,  前川利雄 (熊谷組) ,  近藤祐輔 (熊谷組) ,  内田崇彦 (佐藤工業) ,  出水俊彦 (東京理大) ,  出水俊彦 (佐藤工業) ,  菊田繁美 (戸田建設) ,  石岡拓 (戸田建設) ,  飯塚信一 (西松建設) ,  金川基 (西松建設) ,  松戸正士 (フジタ) ,  有馬義人 (フジタ) ,  向井智久 (建築研) ,  加藤博人 (建築研)
資料名： ビルデイングレター  (Building Letter)
号： 603  ページ： 2-25  発行年： 2016年03月20日 
JST資料番号： S0557A  ISSN： 0385-6976  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 構造スリットを設けない有壁RC造構造物の構造計算合理化に関する研究の一環として各種実験及び解析を行った。袖壁,腰壁,垂壁が取付く2層2スパン建築物の静的架構実験とそれに基づくフレーム解析,FEM解析,壁付RC柱梁接合部の部材実験と破壊性状の比較を行った。その結果,1)壁厚,配筋に応じて初期剛性,最大耐力及び破壊モードが異なり,非耐力壁が架構挙動に大きく影響を及ぼすこと,2)FEM解析により試験体の壁厚に応じた最大耐力,初期剛性,亀裂損傷状況,柱モーメント最大位置の違い等を良好に再現できること,3)柱梁耐力比,壁厚差,配筋条件等に応じた破壊モードの相違を把握できること,等の知見を得た。

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  *側壁 ,  壁 ,  繰返し試験 ,  *載荷試験 ,  *有限要素法 ,  破壊モード ,  配筋 ,  厚み ,  降伏応力
準シソーラス用語： 腰壁 ,  垂れ壁 ,  交番載荷試験 ,  柱梁耐力比

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (21件)：

• 内田崇彦ほか:RC造非耐力壁付き2層2スパン架構の水平加力実験(その1)、日本建築学会大会学術講演梗概集、pp.703-704、2014.09
• 濱田真ほか:RC造非耐力壁付き2層2スパン架構の水平加力実験(その2)、日本建築学会大会学術講演梗概集、pp.705-706、2014.09
• 鈴木英之ほか:RC造非耐力壁付き2層2スパン架構の水平加力実験(その3)、日本建築学会大会学術講演梗概集、pp.707-708、2014.09
• 成瀬忠ほか:RC造非耐力壁付き2層2スパン架構の水平加力実験(その4)、日本建築学会大会学術講演梗概集、pp.709-710、2014.09
• 今阪剛ほか:RC造非耐力壁付き2層2スパン架構の水平加力実験(その5)、日本建築学会大会学術講演梗概集、pp.711-712、2014.09

タイトルに関連する用語 (4件)： 構造スリット ,  鉄筋コンクリート造建築物 ,  構造計算 ,  合理化