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J-GLOBAL ID:201602289144441285   整理番号:16A1185397

イミダゾール,ピラゾール,トリアジン及びピリジン配位子を持つ鉄(III)錯体を使用した2,4,6-トリブロモフェノールの接触酸化

Catalytic oxidation of 2,4,6-tribromophenol using iron(III) complexes with imidazole, pyrazole, triazine and pyridine ligands
著者 (6件):
資料名:
巻: 413  ページ: 100-106  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: B0605C  ISSN: 1381-1169  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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以前に合成したイミダゾール,ピラゾール,トリアジン及びピリジン配位子を配位結合した5タイプのヘム鉄錯体を,次の研究に使用した。これらの錯体の中で,mer-[FeCl3(terpy)]錯体が酸素供与体としてKHSO5を使用した2,4,6-トリブロモフェノール(TrBP)の酸化分解に対して最も高い触媒活性を示した。mer-[FeCl3(terpy)]/KHSO5触媒系中でのTrBPの分解反応及び脱臭素反応のターンオーバー数は,それぞれ1890±1及び4020±216であった。この触媒活性は,埋立浸出液の主成分でるフミン酸の存在下,pH4~7で著しく阻害された。しかし,pH8ではTrBPの分解及び脱臭素のパーセントは増大した。GC/MS分析は,主要な酸化生成物が2,6-ジブロモ-p-ベンゾキノン(DBQ)であり,そのレベルは反応時間の増大と共に減少することを示した。これは,DBQの環開裂により有機酸(LC/TOF-MSにより同定した)が生成したことを示唆した。反応の前後でTOC値を測定した3時間の酸化の結果として,CO2への無機化が15%であると観察された。酸素供与体としてm-クロロペルオキシ安息香酸を持つMer-[FeCl3(terpy)]の吸収スペクトルは,中心の金属,鉄が酸素供与体と共にペルオキシド錯体を形成していることを示した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (5件):
分類 (4件):
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その他の触媒  ,  鉄の錯体  ,  酸化,還元  ,  下水,廃水の化学的処理 
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