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J-GLOBAL ID:201602289282260497   整理番号:16A0517580

有機化合物の酸化のための半導体光触媒の促進剤としてTi(IV)ナノクラスター

Ti(iv) nanoclusters as a promoter on semiconductor photocatalysts for the oxidation of organic compounds
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 1784-1791  発行年: 2016年02月07日 
JST資料番号: W0204B  ISSN: 2050-7488  CODEN: JMCAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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半導体の表面改質は,可視光に敏感な光触媒の開発のための可能性のあるアプローチである。ここでは,アモルファスTi(IV)ナノクラスターが,アセトアルデヒド及び2-プロパノールを含む有機汚染物質の酸化のための効率的プロモーターとして金属酸化物の光触媒機能にグラフト化したと,著者らは報告した。Ti(IV)ナノクラスターは,単純な含浸法を用いて,二酸化チタン(TiO2)と三酸化タングステン(WO3)等の金属酸化物に容易にグラフトされた。UV光照射下でのTi(IV)ナノクラスターグラフト化TiO2の光触媒活性は,これら2つの材料の表面積と光子吸収が同一であっても,裸のTiO2よりもはるかに高かった。改善された光触媒活性は,Ti(IV)ナノクラスターにより正孔トラップに起因した。これは,独特の電子構造を形成した。その結果,効率的な電荷分離をもたらした。Ti(IV)ナノクラスターの最高占有分子軌道(HOMO)は,バルクルチル型TiO2の価電子帯よりも負の電位を有していることを,ケルビンプローブフォース顕微鏡分析により明らかにした。これは,Ti(IV)ナノクラスターのバルクTiO2からの正孔の移動を可能にした。Ti(IV)ナノクラスターのグラフト化もWO3の光触媒活性を増加させることが示された。WO3はまた,その伝導帯(CB)の低エネルギーで,例えばCu(II)ナノクラスターのような還元反応促進剤を必要とする。WO3上にTi(IV)とCu(II)ナノクラスターの両方のグラフトは,可視光照射下でのガス状2-プロパノールの分解のためにこれまでに報告された最高反応率をもたらした。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
半導体の表面構造  ,  電気化学反応 

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