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J-GLOBAL ID：201602290851336558   整理番号：16A1228541

μ-τフレーバーの破れを有する一般的2Higgs二重項模型におけるτおよびμ物理学

τ- and μ-physics in a general two Higgs doublet model with μ-τ flavor violation

著者 (3件)： OMURA Yuji (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  SENAHA Eibun (National Central Univ., Taoyuan, TWN) ,  TOBE Kazuhiro (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 94  号： 5,Pt.B  ページ： 055019.1-055019.15  発行年： 2016年09月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この論文では,μ-τフレーバーの破れによって引き起こされる任意の興味深い予測や拘束があるかどうかを調べるためのシナリオにおけるμやレプトン物理学に関連した現象を研究した。まず,μ粒子g-2異常のみならずh→μτ崩壊におけるCMS過剰が模型でのμ-τフレーバーの破れるYukawa相互作用によって説明できる解を考察し,両方の異常が達成できる典型的なパラメータ空間を示した。興味深い領域でのτおよびμ物理学,特にτ→μγ,μ→eγ,μ粒子電気双極子モーメント,τ→μν<span style=text-decoration:overline>ν</span>,τ^-→μ^-l⁺l^-(l=e,ν),μ⁺→e⁺e^-e⁺,およびτ→μηを研究した。τ→μγの予測はBelleII実験の到達範囲内にある。τ→μν<span style=text-decoration:overline>ν</span>に対する余剰Higgsボソン補正は10^-3-10^-4程度の大きさであるが,τ→eν<span style=text-decoration:overline>ν</span>モードほど大きくない。また,CMS結果によって示唆されたμ-τフレーバーの破れと異なり,e-τ,およびe-μフレーバーの破れはμ→eγ過程によって厳しく拘束されることを見出した。

シソーラス用語： *フレーバー ,  *ゲージ理論 ,  対称性の破れ ,  空間 ,  *Higgsボソン ,  μ粒子 ,  τ粒子
準シソーラス用語： *2Higgs二重項模型 ,  パラメータ空間 ,  フレーバーの破れ

分類 (1件)： ゲージ場理論  (BF01022B)

タイトルに関連する用語 (3件)： フレーバー ,  2Higgs二重項模型 ,  物理学