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J-GLOBAL ID：201602290933748163   整理番号：16A1054261

in situフォトルミネセンス電気化学法に基づく酸素ドープ単層カーボンナノチューブの正確な酸化還元特性の測定

Determination of Precise Redox Properties of Oxygen-Doped Single-Walled Carbon Nanotubes Based on in Situ Photoluminescence Electrochemistry

著者 (7件)： SHIRAISHI Tomonari (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  JUHASZ Gergely (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  SHIRAKI Tomohiro (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  AKIZUKI Naoto (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MIYAUCHI Yuhei (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MATSUDA Kazunari (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKASHIMA Naotoshi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 29  ページ： 15632-15639  発行年： 2016年07月28日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単層カーボンナノチューブを重水中でオゾン処理することで酸素ドープ単層カーボンナノチューブ(OドープSWNT)を調製し,赤方偏移した新しい発光の出現を確認した。In situフォトルミネセンス電気化学分光法に基づいてOドープSWNTの酸化電位,還元電位及びFermi準位を決定し,また少なくとも2つの異なるOドーピングサイトの存在を明らかにした。OドーピングによりHOMOの負のシフトとLUMOの正のシフトを誘導することを示した。また,SWNT上のドープされたサイトが,チューブ上に生成した励起子を捕捉する中性の量子ドットとして作用することを示唆した。

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  *酸素 ,  *ドーピング ,  光ルミネセンス ,  *酸化還元電位 ,  Fermi準位 ,  励起子 ,  HOMO ,  LUMO ,  量子ドット ,  バンド構造

分類 (5件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  半導体の格子欠陥  (BK12040Q) ,  半導体結晶の電子構造  (BM02060N) ,  半導体のルミネセンス  (BM08092S)

タイトルに関連する用語 (6件)： フォトルミネセンス ,  電気化学 ,  酸素 ,  ドープ ,  単層カーボンナノチューブ ,  酸化還元特性