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J-GLOBAL ID:201602292147826841   整理番号:16A1195620

Phaeobacter属, Ruegeria属,およびThalassospira属海洋細菌中のホスホトリエステラーゼ活性

Phosphotriesterase activity in marine bacteria of the genera Phaeobacter, Ruegeria, and Thalassospira
著者 (6件):
資料名:
巻: 115  ページ: 186-191  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: E0518A  ISSN: 0964-8305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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リン酸トリエステル化合物は合成有機リン酸であり,通常可塑剤と殺虫剤として使用されている。川の水を通って海に流入するにも関わらず,沿岸水中のリン酸トリエステル化合物の濃度は低く,微生物によって自然に分解されていることが示唆されている。著者らは,沿岸域におけるリン酸トリエステルの分解のための酵素活性反応によって,海洋細菌の特徴をここで初めて明らかにした。Phaeobacter sp.,Ruegeria mobilis,およびThalassospira profundimaris/tepidiphilaに属する細菌系統が,リン酸トリエステル(パラオキソン-メチル)の分解に必要なホスホトリエステラーゼ活性を示した。さらに,Ruegeria sp. URN111とThalassospira sp. URN109は,ホスホジエステラーゼとホスホモノエステラーゼ活性を示した。海洋細菌のこれらの酵素活性は,リン酸トリエステルからのリン酸の放出の原因となることが明らかとなった。RuegeriaおよびThalassospiraの世界的な分布を考えることは,著者らの発見が,リン酸トリエステルの酵素的/微生物学的分解がおそらく沿岸環境で起きており,リン酸トリエステルのバイオレメディエーションのための新しい物質が供給されている可能性を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  海洋汚濁 
タイトルに関連する用語 (4件):
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