特許
J-GLOBAL ID:201603000096846810

ヘマタイトの製造方法、並びにそのヘマタイト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小池 晃 ,  伊賀 誠司 ,  藤井 稔也 ,  祐成 篤哉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-126805
公開番号(公開出願番号):特開2015-000835
特許番号:特許第5880488号
出願日: 2013年06月17日
公開日(公表日): 2015年01月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ニッケル酸化鉱石に硫酸を加え、高温高圧下でニッケル及びコバルトを硫酸溶液に浸出させて得られたスラリーに第1の中和剤を添加してpHを調整し、該スラリーをニッケル及びコバルトを含有する浸出液とヘマタイトである浸出残渣とに分離して回収するヘマタイトの製造方法であって、 上記第1の中和剤として、以下の(1)乃至(5)の工程を経て製造された酸化マグネシウムを使用することを特徴とするヘマタイトの製造方法。 (1)上記浸出液に第2の中和剤を添加して不純物を分離し、得られた中和後液に硫化剤を添加してニッケル及びコバルトの硫化物を得た後に、硫化後液を分離する硫化工程。 (2)上記硫化後液に第3の中和剤を添加し、該硫化後液からアルミニウム及びマンガンを分離した放流排水を濃縮し、該濃縮の終点を、濃縮後の比重が1.1〜1.3g/cm3になった時点とし、該放流排水に含まれるカルシウムを硫酸カルシウムとして析出させて分離するカルシウム分離工程。 (3)上記カルシウム分離工程を経て得られた溶液をさらに濃縮し、溶液に含まれるマグネシウムを硫酸マグネシウムとして析出させて分離するマグネシウム結晶化工程。 (4)上記マグネシウム結晶化工程で分離した硫酸マグネシウムを還元剤と共に焙焼し、酸化マグネシウムと亜硫酸ガスを得る焙焼工程。 (5)上記焙焼工程で得られた酸化マグネシウムを洗浄する洗浄工程。
IPC (11件):
C01G 49/06 ( 200 6.01) ,  C21B 5/00 ( 200 6.01) ,  C22B 23/00 ( 200 6.01) ,  C22B 3/04 ( 200 6.01) ,  C22B 3/44 ( 200 6.01) ,  C01G 53/00 ( 200 6.01) ,  C01F 5/12 ( 200 6.01) ,  C22B 26/22 ( 200 6.01) ,  C22B 26/20 ( 200 6.01) ,  C22B 47/00 ( 200 6.01) ,  C22B 21/00 ( 200 6.01)
FI (12件):
C01G 49/06 A ,  C21B 5/00 302 ,  C22B 23/00 102 ,  C22B 3/04 ,  C22B 3/44 101 A ,  C22B 3/44 101 B ,  C01G 53/00 A ,  C01F 5/12 ,  C22B 26/22 ,  C22B 26/20 ,  C22B 47/00 ,  C22B 21/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る