特許
J-GLOBAL ID:201603000812083792
保護フィルムの施与のための、多段階乳化重合による感圧性接着剤分散液の製造
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
, 久野 琢也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-514327
公開番号(公開出願番号):特表2016-521771
出願日: 2014年05月12日
公開日(公表日): 2016年07月25日
要約:
本発明は、感圧性接着剤の製造方法であって、多段階の、乳化剤不含の乳化重合および得られた分散液を感圧性接着剤保護フィルムのために施与することを含む前記方法を記載する。少なくとも1つのカルボン酸基含有モノマーを乳化重合の第一の段階において使用する。理論上のガラス転移温度はそれぞれ、0°C未満(第一の段階のポリマーについて)、-20°C未満(第二の段階のポリマーについて)、および-15°C未満(全体的な分散液について)である。該分散液は好ましくは多官能性の架橋剤、例えばアジリジン、イソシアネート、カルボジイミドおよびオキサゾリンで架橋される。それらの方法から得られた接着剤を保護フィルムの施与のために使用して、保護される表面上のゴーストシャドウを低減またはなくすことができる。
請求項(抜粋):
感圧性接着剤分散液の製造方法であって、
1) 以下のi)〜iii)を含む、乳化重合の第一の段階
i) 水性媒体中で、エチレン性不飽和モノマーと、少なくとも1つのカルボン酸基含有エチレン性不飽和モノマーとからなる第一の段階のモノマー組成物から、第一の段階のポリマー粒子を得て第一の段階の分散液を形成すること、その際、前記カルボン酸基含有エチレン性不飽和モノマーは、第一の段階のモノマー組成物の少なくとも1.0質量%(好ましくは10〜30質量%)の量で含まれる、
ii) 連鎖移動剤を第一の段階のモノマー組成物に添加すること、その際、連鎖移動剤の添加量は、第一の段階のモノマー組成物の質量に対して0.3〜1.5質量%、好ましくは0.3〜1.1質量%の範囲である、
iii) 塩基水溶液を用いて第一の段階の分散液を中和してpH値5.0〜7.0、好ましくは6.0〜7.0にすること、
2) 乳化重合の第二の段階、その際、中和された第一の段階の分散液の存在下で、エチレン性不飽和モノマーと任意の少なくとも1つの多価エチレン性不飽和モノマーとからなる第二の段階のモノマー組成物を第一の段階のポリマー粒子中に重合により導入し、第二の段階のポリマー粒子を形成し、そのことにより、感圧性接着剤分散液が得られること
を含み、その際、第一の段階のモノマー組成物と第二の段階のモノマー組成物との合計に対する、第一の段階のモノマー組成物の質量割合は、5〜50質量%、好ましくは8〜30質量%、例えば10〜20質量%の範囲である、前記方法。
IPC (5件):
C09J 151/06
, C08F 2/22
, C08F 2/38
, C09J 11/06
, C09J 7/02
FI (5件):
C09J151/06
, C08F2/22
, C08F2/38
, C09J11/06
, C09J7/02 Z
Fターム (33件):
4J004AA03
, 4J004AB01
, 4J004AB05
, 4J004CA04
, 4J004CC02
, 4J004FA04
, 4J011KA01
, 4J011KB05
, 4J011KB13
, 4J011KB14
, 4J011KB19
, 4J011KB29
, 4J011NA25
, 4J011NB04
, 4J040DL001
, 4J040DL041
, 4J040DL111
, 4J040EF282
, 4J040GA07
, 4J040HA256
, 4J040HC16
, 4J040HC21
, 4J040HC26
, 4J040HD02
, 4J040JA03
, 4J040JA09
, 4J040JB02
, 4J040JB09
, 4J040KA16
, 4J040LA01
, 4J040LA03
, 4J040LA06
, 4J040PA23
引用特許:
審査官引用 (5件)
-
特開昭54-062237
-
特開昭56-062872
-
特許第6423769号
全件表示
前のページに戻る