特許
J-GLOBAL ID:201603000924470233

アーク防止機能を有する電気コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-551660
公開番号(公開出願番号):特表2016-502256
出願日: 2013年01月04日
公開日(公表日): 2016年01月21日
要約:
新規な一対のコネクタであり、接続および切断中におけるアークの発生を抑制する。本発明の1つの一般的な態様では、第1の絶縁障壁および第2の絶縁障壁が、対応する第1の接点および第2の接点を越えて延びるように構成され、それらの障壁は、接点の少なくとも一方の先端部を覆い、接点が小さな間隙で離されているときに互いに係合するように構成され、それにより、接点間での空気を介するアーク経路を実質的にすべて閉じる。本発明の別の一般的な態様では、一対のコネクタでの少なくとも一方の電気接点が、高抵抗金属から形成された遷移区間を有するバイメタル接点である。遷移区間は、結合と結合解除が生じる早い段階中に最初と最後の接点を成すように構成され、電気抵抗を高め、電気アークの形成に使用され得る電流およびエネルギーを実質的に低下させる。【選択図】 図2B
請求項(抜粋):
電気用の一対のコネクタであって。 第1の絶縁ハウジングを有する第1のコネクタと、 前記第1の絶縁ハウジング内部に支持された第1の電気接点であって、前記絶縁ハウジングの長手方向軸と実質的に平行であり前記第1の電気接点の先端部で終端する接続面を備え、当該接続面は、前記先端部にある遷移区域と前記遷移区域に隣接する動作区域とを含み、前記遷移区域は前記動作区域よりも高い抵抗を有する、第1の電気接点と、 第2の絶縁ハウジングを有する第2のコネクタと、 前記第2の絶縁ハウジング内部に支持された第2の電気接点であって、前記第1のコネクタが前記第2のコネクタと完全に結合されているときには前記第1の電気接点の前記接続面の前記動作区域と側方で係合するように構成され、前記両コネクタの結合の最初の段階中および結合解除の最後の段階中に、前記第1の電気接点の前記接続面の前記遷移区域と排他的に係合するように構成された第2の電気接点と、 前記第1の電気接点の前記先端部を越えて延び、前記先端部を覆う前記第1のコネクタ内部の第1の絶縁障壁と、 前記第2のコネクタ内部で前記第2の電気接点を越えて延びる第2の絶縁障壁であって、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタが一部切断され、かつ前記第1の電気接点と前記第2の電気接点とが短い距離だけ離されているときに、前記第1の絶縁障壁と近接するように構成され、それにより、前記第1の電気接点と前記第2の電気接点の間での空気を介するアーク経路を実質的にすべて遮断する第2の絶縁障壁と を備えた一対の電気コネクタ。
IPC (1件):
H01R 13/53
FI (1件):
H01R13/53
Fターム (10件):
5E087EE06 ,  5E087FF02 ,  5E087FF06 ,  5E087FF13 ,  5E087FF23 ,  5E087HH01 ,  5E087MM02 ,  5E087MM05 ,  5E087RR11 ,  5E087RR34
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (5件)
  • 電気コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-122192   出願人:モレックスインコーポレーテッド
  • 特許第7946871号
  • 耐アーク性端子及び耐アーク性端子対並びに自動車用コネクタ類
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-321240   出願人:株式会社オートネットワーク技術研究所, 住友電装株式会社, 住友電気工業株式会社
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