特許
J-GLOBAL ID:201603001167809240
回転慣性質量ダンパ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井出 哲郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-238461
公開番号(公開出願番号):特開2016-098966
出願日: 2014年11月26日
公開日(公表日): 2016年05月30日
要約:
【課題】 ねじ変換機構におけるねじ軸のリード長をある程度の長さ以上に保ちつつも、相対振動の振幅に対して筒体の回転量を増加させることができ、大きな回転慣性質量効果を得ることが可能な回転慣性質量ダンパを提供する。【解決手段】 構造物の相対振動をねじ変換機構のねじ軸に対して入力し、当該ねじ軸に入力された軸方向への運動をナット部材の回転運動に変換して筒体に伝達することを前提とし、更に、当該ねじ軸の先端にピストンを設けて、当該ピストンによって粘性流体を加圧し、それによって得られた高圧の粘性流体を利用して、前記ねじ変換機構に入力された構造物の相対振動の振幅に対する前記筒体の回転量の更なる増加を図る。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
構造物を含む系内の別々の部位に固定される第一連結部及び第二連結部と、
前記第一連結部に結合されたねじ軸と、
前記ねじ軸に螺合すると共に第二連結部に対して回転自在に支承されたナット部材と、
前記ナット部材から回転トルクが伝達される慣性質量要素としての筒体と、
粘性流体が充填されたシリンダと、
前記ねじ軸の先端に設けられると共に前記シリンダ内を一対の圧力室に区画し、前記ねじ軸の進退に伴って当該シリンダ内を移動するピストンと、
前記一対の圧力室の間で粘性流体を流動させるバイパス通路と、
前記バイパス通路内の粘性流体の流動に応じて前記付加錘を前記ナット部材に対して回転させる流体圧モータと、
から構成されることを特徴とする回転慣性質量ダンパ。
IPC (3件):
F16F 15/02
, F16F 9/20
, F16F 9/19
FI (3件):
F16F15/02 C
, F16F9/20
, F16F9/19
Fターム (14件):
3J048AA06
, 3J048AB01
, 3J048AC07
, 3J048AD01
, 3J048AD06
, 3J048BE03
, 3J048BE13
, 3J048BF14
, 3J048CB21
, 3J048EA38
, 3J069AA50
, 3J069AA55
, 3J069CC10
, 3J069EE19
引用特許:
審査官引用 (3件)
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ダンパー及び制震装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-265699
出願人:株式会社i2S2
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振動抑制装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2012-198921
出願人:株式会社免制震ディバイス
-
振動低減装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-034738
出願人:清水建設株式会社
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