特許
J-GLOBAL ID:201603001434388870
鉄道車シャーシのための複合材料構造体
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山川 茂樹
, 山川 政樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-530485
公開番号(公開出願番号):特表2016-530152
出願日: 2014年07月29日
公開日(公表日): 2016年09月29日
要約:
本発明は、車両シャーシ用複合材料から作製した構造体に関し、前記構造体は、その端部のそれぞれで下部台車を受け入れるように構成する。この構造体は、少なくとも1つの中心梁(31)を備え、中心梁(31)は、中心部(311)、及び強化構造を有する2つの端部(312、313)を有する中間筐体(314)を備え、中心部は、輸送荷重によって加えられる屈曲応力に対する梁(11)の強度を増大させる強化部を備える。中間筐体(314)は、中間筐体(314)の全長さ部にわたって延在し前記中間筐体に組み付けられる2つの側方筐体(315、316)によって強化し、2つの側方筐体(315、316)の上側面は、中間筐体の上側面と共に、梁の上側面を形成する。構造体は、中間筐体(314)及び側方筐体(315、316)の上側面を覆う床(32)も備える。構造体を構成する要素は、有利には、単純であり、複合材料からの製造が簡単であり、組立てが簡単な形状を有する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
貨物又は乗客を輸送する車両のシャーシのための複合材料構造体であって、前記構造体の端部のそれぞれで駆動部を受け入れるように構成した構造体において、前記構造体は、前記車両の荷重が上にかかるプラットフォームを形成する少なくとも1つの中央梁(31)を含み、前記梁は、
-中央部分(311)及び2つの端部(312、313)を有する中間筐体(314)であって、前記端部は、前記駆動部の連接要素及び前記車両の端部に配設したショック・アブゾーバ要素によって前記シャーシに伝達された応力に耐えるための強化部(35、36)を有し、前記中間筐体(314)の前記中央部分は、前記輸送荷重によって加えられる屈曲力に対する前記梁(11)の抵抗を増大させる強化部分を有するように構成する、中間筐体(314);
-前記中間筐体(314)の全長さ部にわたって延在し、前記中間筐体に組み付けられる2つの側方筐体(315、316)であって、前記2つの側方筐体(315、316)の上側面は、前記中間筐体の上側面と共に前記梁の上側面を形成し、前記側方筐体は、前記梁に加えられた縦及び横への屈曲力に対する前記梁の抵抗を強化するように構成する、側方筐体;
-外皮を形成し、前記中間筐体(314)及び前記側方筐体(315、316)の前記上側面を覆うように構成した被覆床(32)
を含み、前記梁(31)を構成する様々な要素は、ガラス繊維又は炭素繊維或いはガラス繊維と炭素繊維との組合せで強化した複合材料から作製することを特徴とする、構造体。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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鉄道車両の台枠
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-160878
出願人:株式会社日立製作所
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鉄道車両構体およびその製作方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-209545
出願人:株式会社日立製作所, 株式会社ジーエイチクラフト
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鉄道車両の台枠構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-231996
出願人:日本車輌製造株式会社
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