特許
J-GLOBAL ID:201603001555722050

共有結合型ダイアボディとその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯田 志郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-159568
公開番号(公開出願番号):特開2014-014363
特許番号:特許第5957424号
出願日: 2013年07月31日
公開日(公表日): 2014年01月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 第1のポリペプチド鎖と第2のポリペプチド鎖からなり、前記第1及び第2のポリペプチド鎖が互いに共有結合したダイアボディ分子であって、 (a) 第1のポリペプチド鎖は、アミノ(N)末端及びカルボキシ(C)末端を有し、N末端からC末端の方向に、 (i) N末端からC末端に向けて、FcドメインのCH2ドメイン及びCH3ドメインを含むドメインC、 (ii) 第1のエピトープに特異的な第1の免疫グロブリンの軽鎖可変ドメインの結合領域(VL1)を含むドメインA、 (iii) 第2のエピトープに特異的な第2の免疫グロブリンの重鎖可変ドメインの結合領域(VH2)を含むドメインB、および (iv) システイン残基(Cys1)を含むドメイン、 を含んでなり、 前記ドメインAと前記ドメインBが共有結合で連結されているが、前記ドメインAと前記ドメインBはエピトープ結合部位を形成するように会合することはなく; (b) 第2のポリペプチド鎖は、アミノ(N)末端及びカルボキシ(C)末端を有し、N末端からC末端の方向に、 (i) 第2の免疫グロブリンの軽鎖可変ドメインの結合領域(VL2)を含むドメインD、 (ii) 第1の免疫グロブリンの重鎖可変ドメインの結合領域(VH1)を含むドメインE、および (iii) システイン残基(Cys2)を含むドメイン、 を含んでなり、 前記ドメインDと前記ドメインEが共有結合で連結されているが、前記ドメインDと前記ドメインEはエピトープ結合部位を形成するように会合することはなく; (c) (i) 前記ドメインAと前記ドメインEが互いに会合して、第1のエピトープと結合する第1の結合部位(VL1)(VH1)を形成しており; (ii) 前記ドメインBと前記ドメインDが互いに会合して、第2のエピトープと結合する第2の結合部位(VL2)(VH2)を形成しており; (iii) 前記第1のエピトープと前記第2のエピトープは異なるものであり;そして、 (iv) 前記第1のポリペプチド鎖と前記第2のポリペプチド鎖が、前記システイン残基(Cys1)と、前記システイン残基(Cys2)の間のジスルフィド結合を介して互いに共有結合している ことを特徴とするダイアボディ分子。
IPC (12件):
C12N 15/09 ( 200 6.01) ,  C07K 16/46 ( 200 6.01) ,  C07K 16/18 ( 200 6.01) ,  C12N 1/15 ( 200 6.01) ,  C12N 1/19 ( 200 6.01) ,  C12N 1/21 ( 200 6.01) ,  C12N 5/10 ( 200 6.01) ,  A61K 39/395 ( 200 6.01) ,  A61P 35/00 ( 200 6.01) ,  A61P 31/00 ( 200 6.01) ,  A61P 31/10 ( 200 6.01) ,  A61P 31/12 ( 200 6.01)
FI (12件):
C12N 15/00 A ,  C07K 16/46 ZNA ,  C07K 16/18 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10 ,  A61K 39/395 D ,  A61P 35/00 ,  A61P 31/00 ,  A61P 31/10 ,  A61P 31/12
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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