特許
J-GLOBAL ID:201603001897348214

データ移行処理システムおよびデータ移行処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人磯野国際特許商標事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-184486
公開番号(公開出願番号):特開2014-041550
特許番号:特許第5969315号
出願日: 2012年08月23日
公開日(公表日): 2014年03月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 クラスタを構成する複数のノードのいずれかが、クライアントにサービスを提供するためのデータを原本データとして記憶する所有者ノード、または、前記データの複製データを記憶する1つ以上の複製ノードとして割り当てられて記憶するデータ移行処理システムであって、 前記データ移行処理システムを構成する前記複数のノードそれぞれは、 固有な識別子であるノード識別子が付された前記複数のノードそれぞれについて、前記データと前記所有者ノードおよび前記複製ノードとが対応付けられたノード識別子管理情報が記憶される記憶部と、 前記原本データを記憶する前記所有者ノードのノード識別子および前記複製データを記憶する前記複製ノードのノード識別子を、前記原本データおよび前記複製データそれぞれに、ノード情報として付与するノード情報付与部と、 前記ノードの離脱または追加を検知して、前記ノード識別子管理情報を、前記ノードの離脱または追加に応じた、前記データと前記所有者ノードおよび前記複製ノードとの新たな対応付けに変更して格納させるノード識別子管理部と、 前記ノードの離脱が検知された場合に、変更された前記ノード識別子管理情報に基づいて、自身が記憶している前記原本データ、および、自身が記憶している複製データであって、その原本データが消失しているときには、当該複製データを、前記所有者ノードまたは前記複製ノードを変更するために行うデータ移行が必要か否かの判定対象となるデータを示す判定対象データとして抽出し、 前記ノードの追加が検知された場合に、変更された前記ノード識別子管理情報に基づいて、自身が記憶している前記原本データを、前記判定対象データとして抽出するデータ抽出部と、 前記データ移行による前記ノード自身の処理負荷を抑制するように設定されたパラメータに基づく所定のタイミングのときに、前記抽出した判定対象データについて、前記変更されたノード識別子管理情報に対応した所有者ノードおよび複製ノードを特定し、前記特定した所有者ノードおよび複製ノードそれぞれのノード識別子が、前記ノード情報と比較して一致しない場合に、当該抽出した判定対象データを、前記データ移行が必要なデータを示すデータ移行対象データとして検出し、前記検出したデータ移行対象データを、前記特定した所有者ノードおよび複製ノードに移行するデータ移行処理部と、を備え、 前記パラメータは、 前記データ移行を並列で実行できる最大スレッド数を示すデータ移行処理スレッド数、前記データ移行を実行した後の待機時間を示すデータ移行処理実行間隔、前記変更されたノード識別子管理情報に対応した所有者ノードおよび複製ノードを特定する処理であるシミュレーションを含む、前記データ移行対象データの検出処理を連続で実行する回数を示すシミュレーション最大回数、の少なくとも1つであること を特徴とするデータ移行処理システム。
IPC (1件):
G06F 11/20 ( 200 6.01)
FI (1件):
G06F 11/20 682
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
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