特許
J-GLOBAL ID:201603002483829012

光電変換素子および色素増感太陽電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 飯田 敏三 ,  赤羽 修一 ,  宮前 尚祐
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-156800
公開番号(公開出願番号):特開2014-082188
特許番号:特許第5913222号
出願日: 2013年07月29日
公開日(公表日): 2014年05月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 導電性支持体と、電解質を含む感光体層と、電解質を含む電荷移動体層と、対極とを有する光電変換素子であって、該感光体層が、下記式(1)で表される金属錯体色素が担持された半導体微粒子を有する光電変換素子。 M(LD)(LA)(X)m・CI ・・・式(1) [式(1)中、Mは2価または3価の金属イオンを表す。LDは、下記式(2L-1)〜(2L-4)のいずれかで表される2座配位子または下記式(3L-1)〜(3L-6)のいずれかで表される3座の配位子であって、該配位子はアニオンとなってMに配位する原子を1〜3個有する。LAは下記式(2)で表される3座の配位子を表す。Xは単座の配位子を表す。CIは電荷を中和させるのに対イオンが必要な場合の該対イオンを表す。mは0または1を表す。] [式(2L-1)〜(2L-4)中、*はMへの配位位置を示す。A111、A121、A131およびA141は窒素原子または炭素原子からなるアニオン性の配位原子を表す。環Dは、ベンゼン環が縮環してもよい、炭素数6〜26で6員環の芳香族炭化水素環、または、ベンゼン環または5員環もしくは6員環の複素環が縮環してもよい、炭素数1〜20で5員環もしくは6員環の複素環を表す。R111〜R114、R121〜R123、R131〜R133およびR141〜R142は各々独立に水素原子、または、炭素数0〜35の置換基を表す。] [式(3L-1)〜(3L-6)中、RBは、炭素数0〜30の置換基を表す。a2およびa3は各々独立に0以上の整数を表し、a4は0〜4の整数を表す。a5は0〜3の整数を表す。a6は0〜2の整数を表す。 環Aは、ピリミジン環、ピラジン環、ピリダジン環、トリアジン環、炭素原子でMに配位するピリジン環、炭素原子でMに配位するチオフェン環、炭素原子でMに配位するフラン環、イミダゾール環、オキサゾール環、チアゾール環、オキサジアゾール環、チアジアゾール環、イソオキサゾール環、イソチアゾール環、トリアゾール環、ピラゾール環、ピロール環およびベンゼン環から選ばれる環構造を表す。環A’は、炭素原子でMに配位するピリミジン環、炭素原子でMに配位するピラジン環、炭素原子でMに配位するピリダジン環、炭素原子でMに配位するピリジン環、炭素原子でMに配位するチオフェン環、炭素原子でMに配位するフラン環、イミダゾール環、炭素原子でMに配位するオキサゾール環、炭素原子でMに配位するチアゾール環、炭素原子でMに配位するオキサジアゾール環、炭素原子でMに配位するチアジアゾール環、炭素原子でMに配位するイソオキサゾール環、炭素原子でMに配位するイソチアゾール環、トリアゾール環、ピラゾール環、ピロール環およびベンゼン環から選ばれる環構造を表す。環A”は、ピラゾール環を表す。 環Bは、ピリミジン環、トリアジン環、イミダゾール環、オキサゾール環、チアゾール環、オキサジアゾール環、チアジアゾール環、トリアゾール環、ピラゾール環、ピロール環およびベンゼン環から選ばれる環構造を表す。環B’は、炭素原子でMに配位するピリミジン環、イミダゾール環、炭素原子でMに配位するオキサゾール環、炭素原子でMに配位するチアゾール環、炭素原子でMに配位するオキサジアゾール環、炭素原子でMに配位するチアジアゾール環、トリアゾール環、ピラゾール環、ピロール環およびベンゼン環から選ばれる環構造を表す。 環D’は、ベンゼン環が縮環してもよい、炭素数6〜26で6員環の芳香族炭化水素環、または、ベンゼン環または5員環もしくは6員環の複素環が縮環してもよい、炭素数1〜20で5員環もしくは6員環の複素環を表す。AxおよびAyは各々独立に、窒素原子、酸素原子または硫黄原子を表す。ただし、AxとAyの少なくとも一方はアニオンである。 ここで、式(3L-1)に存在する2つの環Aは互いに同一であっても異なってもよく、式(3L-6)に存在する2つの環D’は互いに同一でも異なってもよい。] [式(2)中、Adは-COOH、-SO3H、-PO3H2、-OH、-SHおよびこれらの塩から選ばれる吸着性基または該吸着性基を有する基を表す。aは0〜3の整数を表すが、全てのaが0となることはない。REWGは-NO2、-SO2R、-SO3R、-F、-Cl、-Br、-I、-CN、-CORおよび炭素数1〜20のパーフルオロアルキル基から選ばれる電子吸引性基を表す。Rは、炭素数1〜20のアルキル基、ベンゼン環が縮環してもよい、炭素数6〜26で6員環のアリール基、炭素数2〜20のアルケニル基、炭素数2〜20のアルキニル基、ベンゼン環または5員環もしくは6員環の複素環が縮環してもよい、炭素数2〜20で5員環もしくは6員環の複素環基、および、炭素数0〜20のアミノ基から選ばれる基を表す。nは0以上の整数を表すが、全てのnが0となることはない。]
IPC (2件):
H01G 9/20 ( 200 6.01) ,  C09B 57/10 ( 200 6.01)
FI (2件):
H01G 9/20 113 B ,  C09B 57/10
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
前のページに戻る