特許
J-GLOBAL ID:201603002692177537
効率的なスケーラブル符号化概念
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
岡田 全啓
, 扇谷 一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-551183
公開番号(公開出願番号):特表2016-506196
出願日: 2014年01月04日
公開日(公表日): 2016年02月25日
要約:
例えばスケーラブルビデオ符号化のためのスケーラブル符号化概念が、記述されている。一つの態様は、第2のレイヤの画像の空間セグメント間の境界が第1のレイヤの空間セグメントの各境界を覆うように、ビデオデコーダに短期シンタックス要素の時間間隔より大きい所定期間の間、特定の値を仮定するときに、従属するレイヤの画像が再分割されることを保証する長期シンタックス要素構造を導入することにより、マルチレイヤビデオデータストリームの相互依存しているレイヤの並列復号化を改善する。他の態様は、ベースレイヤからエンハンスレイヤまでアップサンプリングに関する。ベースレイヤの分割に沿った補間が、ベースレイヤ画像の隣接した分割のピクセル/画素を混同しないように修正されることをデコーダに通知するシンタックス要素が、導入される。他の態様は、デコーダが所定期間の間インターレイヤオフセットを決定するのを可能にする長期シンタックス要素構造を導入する。他の態様は、各種レイヤと関連したNALユニットヘッダの範囲内のレイヤインジケータフィールドが解釈されることになっている方法を変えるタイプインジケータフィールドを導入する。他の態様は、異なるコーデック/規格が、異なるレイヤのために使用されるのを可能にする。他の態様は、シンタックス要素構造をマルチレイヤビデオデータストリームに挿入し、そして、それはベースレイヤブロックの単位におけるベースおよびエンハンスメントレイヤの画像を並列復号化するためのインターレイヤオフセットを示す。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1のレイヤから第2のレイヤまでインターレイヤ予測を使用してレイヤの階層においてシーンが符号化されるマルチレイヤビデオデータストリーム(40)を復号化するためのビデオデコーダであって、前記ビデオデコーダは、前記レイヤの画像(12,15)が再分割される空間セグメント(80)における前記マルチレイヤビデオデータストリームの並列復号化をサポートし、前記ビデオデコーダは、
前記マルチレイヤビデオデータストリームの長期シンタックス要素構造(606;例えばtile_boundaries_aligned_flag)を以下のために検査し、
前記第2のレイヤの前記画像の前記空間セグメントの間の境界が前記第1のレイヤの前記画像(12)の前記空間セグメントの各境界を覆い、かつ、前記マルチレイヤビデオデータストリームの短期シンタックス要素(例えば602;column_width_minus1[i]およびcolumn_width_minus1[i])に基づく前記空間セグメントへの前記第1のレイヤおよび前記第2のレイヤの前記画像の前記再分割を、前記所定期間より短い時間間隔(604)で、周期的に決定するように、前記所定期間(608)の間、前記第2のレイヤの前記画像(608)が再分割される保証として第1のあり得る値のセット(例えばtile_boundaries_aligned_flag=1)から値を仮定する前記長期シンタックス要素構造を解釈し、
前記長期シンタックス要素構造が、第2のあり得る値のセット(例えばtile_boundaries_aligned_flag=0)から値を仮定した場合、少なくとも前記短期シンタックス要素の第1のあり得る値に対し、前記第1のレイヤの前記空間セグメントの前記境界のいずれかを覆わない前記第2のレイヤの前記画像の前記空間セグメントの間に境界が存在し、かつ、少なくとも前記短期シンタックス要素の第2のあり得る値に対し、前記第1のレイヤの前記空間セグメントの各境界を覆う前記第2のレイヤの前記画像の前記空間セグメントの間の境界が存在するように、前記マルチレイヤビデオデータストリームの前記短期シンタックス要素から前記空間セグメントへの前記レイヤの前記画像の前記再分割を、前記所定期間より短い時間間隔で、周期的に決定する、ように構成されているビデオデコーダ。
IPC (3件):
H04N 19/70
, H04N 19/436
, H04N 19/33
FI (3件):
H04N19/70
, H04N19/436
, H04N19/33
Fターム (11件):
5C159KK13
, 5C159LC09
, 5C159MA04
, 5C159MA17
, 5C159MA32
, 5C159ME01
, 5C159PP25
, 5C159RC12
, 5C159RC40
, 5C159UA02
, 5C159UA05
引用特許:
引用文献:
前のページに戻る