特許
J-GLOBAL ID:201603003070473526

尿素SCR用尿素水消費量診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-288066
公開番号(公開出願番号):特開2014-129765
特許番号:特許第6011332号
出願日: 2012年12月28日
公開日(公表日): 2014年07月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 尿素水タンク内の尿素水を、サプライポンプにて吸い込み、これを圧送ラインを介してSCR装置の上流側に設けたドージングバルブから噴射するための尿素SCR用尿素水消費量診断装置において、 前記SCR装置の下流側に設けたNOxセンサの検出値に基づいて前記ドージングバルブから噴射する尿素水量を指示する噴射量指示手段と、 前記噴射量指示手段で指示した指示噴射量を積算する指示噴射量積算手段と、 前記尿素水タンク内に設けた尿素水センサの検出値から尿素水の積算消費量を算出する消費量算出手段と、 前記サプライポンプから前記ドージングバルブに至る尿素水の供給圧を検出する尿素水圧力センサと、 尿素水圧力センサの検出値が入力され、サプライポンプが作動されたときに、ドージングバルブが閉状態から開状態となるスタートアップ時の圧力が規定圧に達するまでのスタートアップ時間を検出し、そのスタートアップ時間と予め設定された規定時間とを比較して尿素水圧の異常の有無を判定する尿素水圧判定手段と、 前記指示噴射量積算手段で積算した積算指示噴射量と、前記消費量算出手段により算出した積算消費量とを比較して、ドージングバルブによる尿素水噴射が正常か異常かを判定すると共に前記尿素水圧判定手段からの尿素水圧異常の有無から圧送ライン又はドージングバルブ内での尿素水の詰まりの有無を判断する異常診断手段とを備え、 前記尿素水圧判定手段は、スタートアップ時間が規定時間以上のときに異常フラッグをクリアし、前記異常診断手段は、その尿素水圧判定手段のフラッグがクリアで、尿素水の積算指示噴射量と尿素水の積算消費量との差が閾値以上のとき、尿素水タンクへ尿素水が少量補充されたとして異常診断を行わないことを特徴とする尿素SCR用尿素水消費量診断装置。
IPC (2件):
F01N 3/08 ( 200 6.01) ,  F01N 3/18 ( 200 6.01)
FI (2件):
F01N 3/08 B ,  F01N 3/18 C
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • SCR解凍制御システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-119863   出願人:いすゞ自動車株式会社
  • 内燃機関の排気浄化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-115690   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • エンジンの排気浄化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-261079   出願人:日産ディーゼル工業株式会社, 日本特殊陶業株式会社
審査官引用 (3件)
  • SCRシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-119862   出願人:いすゞ自動車株式会社
  • 内燃機関の排気浄化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-115690   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • エンジンの排気浄化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-261079   出願人:日産ディーゼル工業株式会社, 日本特殊陶業株式会社

前のページに戻る