特許
J-GLOBAL ID:201603003170235665

遷移金属複合水酸化物粒子の製造方法および非水電解質二次電池用正極活物質の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-229901
公開番号(公開出願番号):特開2016-094307
出願日: 2014年11月12日
公開日(公表日): 2016年05月26日
要約:
【課題】非水電解質二次二次電池を構成した場合に、容量特性、出力特性及びサイクル特性の全てを同時に向上できる正極活物質の前駆体を、工業規模の生産において製造する製造方法の提供。【解決手段】酸素濃度が5容量%以下の非酸化性雰囲気中、反応槽内に、アンモニウムイオン供給体を供給し、液温25°C基準におけるpH値を12.0〜14.0に調整した後、遷移金属を含有する金属化合物を供給することで核生成用水溶液を形成して、核の生成を行う核生成工程の後、非酸化性雰囲気を維持したまま、核生成用水溶液を、液温25°C基準におけるpH値が、核生成工程におけるpH値よりも高く、10.5〜12.0となる様に調整して粒子成長用水溶液を形成し、核を成長させる粒子成長工程、粒子成長工程において、所定の条件で、前記粒子成長用水溶液に酸化剤を供給する水酸化物粒子の製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
酸素濃度が5容量%以下の非酸化性雰囲気中、反応槽内に、アンモニウムイオン供給体を供給し、液温25°C基準におけるpH値を12.0〜14.0に調整した後、少なくとも遷移金属を含有する金属化合物を供給することで核生成用水溶液を形成して、核の生成を行う、核生成工程と、 前記非酸化性雰囲気を維持したまま、前記核生成用水溶液を、液温25°C基準におけるpH値が、前記核生成工程におけるpH値よりも高く、かつ、10.5〜12.0となるように調整することで粒子成長用水溶液を形成し、前記核を成長させる、粒子成長工程とを備え、 前記粒子成長工程において、前記粒子成長用水溶液に酸化剤を供給する操作を1回のみ行う晶析反応により、遷移金属複合水酸化物粒子を製造する方法であって、 前記酸化剤の供給を、前記粒子成長工程の開始後、該粒子成長工程における全晶析反応時間の5%〜35%が経過した時点から行い、かつ、 前記酸化剤の供給時間を、該粒子成長工程における全晶析反応時間の3%〜30%とする、 遷移金属複合水酸化物粒子の製造方法。
IPC (4件):
C01G 53/00 ,  H01M 4/525 ,  H01M 4/505 ,  C01B 13/36
FI (4件):
C01G53/00 A ,  H01M4/525 ,  H01M4/505 ,  C01B13/36
Fターム (33件):
4G042DA02 ,  4G042DB12 ,  4G042DC03 ,  4G042DE06 ,  4G042DE12 ,  4G042DE14 ,  4G048AA03 ,  4G048AB02 ,  4G048AC06 ,  4G048AD03 ,  4G048AE05 ,  5H050AA02 ,  5H050AA07 ,  5H050AA08 ,  5H050AA19 ,  5H050BA16 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB07 ,  5H050CB08 ,  5H050CB11 ,  5H050CB12 ,  5H050DA09 ,  5H050FA17 ,  5H050FA18 ,  5H050GA02 ,  5H050GA15 ,  5H050GA22 ,  5H050GA27 ,  5H050HA02 ,  5H050HA10 ,  5H050HA14 ,  5H050HA20
引用特許:
審査官引用 (4件)
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