特許
J-GLOBAL ID:201603003342300910
バルブタイミング調整装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (3件):
矢作 和行
, 野々部 泰平
, 久保 貴則
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-245533
公開番号(公開出願番号):特開2014-095298
特許番号:特許第6015366号
出願日: 2012年11月07日
公開日(公表日): 2014年05月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 内燃機関の気筒(7)を開閉する吸気弁(9)のバルブタイミングを、作動液の圧力により調整するバルブタイミング調整装置において、
前記内燃機関のクランク軸と連動して回転するハウジングロータ(11)と、
前記内燃機関のカム軸(2)と連動して回転し、前記ハウジングロータ内において作動液の圧力を受けることにより、前記ハウジングロータに対する回転位相が変化するベーンロータ(14)と、
主ロック部材(160)及び主ロック孔(162)を有し、前記気筒内のピストン(8)が下死点に到達するよりも遅いタイミングにて前記吸気弁を閉じるための前記回転位相である主ロック位相(Pm)において、前記主ロック部材が前記主ロック孔へ嵌入することにより、前記回転位相をロックする主ロック手段(16)と、
副ロック部材(170)及び副ロック孔(172)を有し、前記主ロック位相よりも進角した前記回転位相である前記副ロック位相(Ps)において、前記副ロック部材が前記副ロック孔へ嵌入することにより、前記回転位相をロックする副ロック手段(17)と、
前記主ロック部材の移動を制御するロック制御手段(18)とを、備え、
前記主ロック部材は、
前記主ロック孔に嵌入する嵌入位置(Li)と、前記主ロック孔から脱出する脱出位置(Le)とに、往復移動し、
前記ロック制御手段は、
制御復原力を発生することにより、前記主ロック部材を前記脱出位置側へ付勢する制御弾性部材(182)と、
停止した前記内燃機関の温度が設定温度(Ts)以上となる間の温間停止状態の前記主ロック位相において、前記嵌入位置側へ前記主ロック部材を付勢するための拡張状態(Se)に変化する一方、停止した前記内燃機関の温度が前記設定温度未満となった後の冷間停止状態の前記主ロック位相において、前記嵌入位置側への前記主ロック部材の付勢を緩和するための収縮状態(Sc)に変化する感温体(183)とを、有し、
前記主ロック手段は、
主復原力を発生することにより、前記主ロック部材を前記嵌入位置側へ付勢する主弾性部材(163)を、有し、
形状記憶材料からなり、前記主ロック部材との間に前記主弾性部材を挟んで配置され、弾性を有することにより、前記嵌入位置側へ前記主ロック部材を付勢するための感温復原力を発生する前記感温体は、
前記温間停止状態において、形状復原により、前記感温復原力を増大させる前記拡張状態へ変化する一方、
前記冷間停止状態において、前記制御復原力の作用により、前記感温復原力を減少させる前記収縮状態へ変化することを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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