特許
J-GLOBAL ID:201603004911518623

トンネル施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 知
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-158977
公開番号(公開出願番号):特開2015-030982
特許番号:特許第6034260号
出願日: 2013年07月31日
公開日(公表日): 2015年02月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 発破作業と当該発破作業で発生した切羽付近のズリの除去作業とを1サイクルとして交互に繰り返して掘進しながら、切羽付近から除去したズリは、搬出用コンベアでトンネル外方へ搬出するトンネル施工方法であって、 発破の影響範囲以遠に移設可能に設定されるベッセル置き場と、 該ベッセル置き場に複数設けられるズリ積み込み用のベッセルと、 切羽付近でズリのかき寄せと上記ベッセルへのズリの積み込みを行い、発破時には上記発破の影響範囲以遠へ退避する走行式ズリ積み込み機と、 上記ベッセル置き場以遠に移設可能に設置され、ズリを破砕し、破砕したズリを上記搬出用コンベアに移載するクラッシャと、 上記ベッセルを一個ずつ運搬する走行式運搬機とを設備し; 上記1サイクルの設定掘進長を掘進するのに求められる必要ズリ出し量を基準として、1ユニットを、 上記ズリ積み込み機を、発破に際して待避する期間を除き、該必要ズリ出し量の1/X(X:正の偶数)以上の処理能力でそれぞれズリを処理するX台、 上記クラッシャを、該必要ズリ出し量の1/2以上の処理能力で連続的にズリを処理する1台、 上記ベッセルを、該必要ズリ出し量の少なくとも1/2以上を取り扱うことが可能な個数、並びに 上記走行式運搬機を、該必要ズリ出し量を満たす連続運行可能なX台で運用し; 該1ユニットについて、 発破作業時を除き、 一方の組のX/2台の上記走行式運搬機が、ズリを積み込む前の空ベッセルを一方の組のX/2台の上記ズリ積み込み機に対して供給し、次いで、一方の組の該ズリ積み込み機でズリを積み込んだ充填ベッセルを運搬して上記クラッシャにズリを供給し、その後、該空ベッセルを一方の組の該ズリ積み込み機に戻すように、一方の組の該ズリ積み込み機と該クラッシャの間を往復して繰り返しズリ運搬処理を行い; 他方の組のX/2台の上記走行式運搬機が、空ベッセルを他方の組のX/2台の上記ズリ積み込み機に対して供給し、次いで、他方の組の該ズリ積み込み機でズリを積み込んだ充填ベッセルを運搬して上記ベッセル置き場に仮置きし、その後、別の空ベッセルを他方の組の該ズリ積み込み機に運搬するように、他方の組の該ズリ積み込み機と該ベッセル置き場の間を往復して繰り返しズリ仮置き処理を行い; 発破作業時には、 すべての上記ズリ積み込み機を退避位置に退避し、すべての上記走行式運搬機が、上記ベッセル置き場から上記充填ベッセルを運搬して上記クラッシャにズリを供給し、その後、空ベッセルを該ベッセル置き場に戻すように、該ベッセル置き場と該クラッシャの間を往復して繰り返し仮置きズリ運搬処理を行い; 上記クラッシャは、上記1サイクル中連続して、上記走行式運搬機で供給されるズリを破砕処理して上記搬出用コンベアに移載することを特徴とするトンネル施工方法。
IPC (1件):
E21D 9/12 ( 200 6.01)
FI (1件):
E21D 9/12 A
引用特許:
出願人引用 (3件)

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