特許
J-GLOBAL ID:201603005843932170

シールにおける封止効果が改良されたタービン配列

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  久野 琢也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-554068
公開番号(公開出願番号):特表2016-505110
出願日: 2013年10月23日
公開日(公表日): 2016年02月18日
要約:
本発明によれば、タービン配列と、ガスタービンエンジンとは、リムシールが2つのキャビティから構成されるように形成されている。主流路と、2つのキャビティと、ディスク空間とはさらに互いに分離されているが、3つの環状シール通路を介して依然として互いに流体連通している。本発明は、上流のロータブレード及び下流のガイドベーンのためのリムシールに関する。
請求項(抜粋):
ロータ軸線(x)を中心に回転しかつ半径方向外方へ延びた複数のロータブレードセグメント(11)を含むロータ(10)であって、各ロータブレードセグメント(11)は、翼(13)と、半径方向内側ブレードプラットフォーム(12)とを含む、ロータ(10)と、 加圧された作動流体(61)のための環状流路(60)を形成するように前記ロータ(10)を包囲するステータ(20)であって、該ステータ(20)は、複数のロータブレード(11)に隣接して配置された複数のガイドベーンセグメント(21)を含み、該複数のガイドベーンセグメント(21)は半径方向内方へ延びており、各ガイドベーンセグメント(21)は、翼(23)と、半径方向内側ベーンプラットフォーム(22)とを含み、前記ステータ(20)は、前記ロータ軸線(x)と同軸に整合した円筒状ステータ壁部(89,87)と、該円筒状ステータ壁部(89,87)の外面(110)の中間セクションに配置された環状ステータ壁部(83)とをさらに含む、ステータと、 シール配列(35)であって、前記内側ブレードプラットフォーム(12)の後縁(24)と、前記内側ベーンプラットフォーム(22)の前縁(107)と、第1の環状キャビティ(82)と、第2の環状キャビティ(96)とを含むシール配列(35)と、を備える、タービン配列において、 前記第1の環状キャビティ(82)は、少なくとも前記内側ベーンプラットフォーム(22)の前記前縁(107)と、前記円筒状ステータ壁部(89,87)の第1の部分(89)と、前記環状ステータ壁部(83)とによって形成されており、 前記第2の環状キャビティ(96)は、少なくとも前記内側ブレードプラットフォーム(12)の前記後縁(24)と、前記円筒状ステータ壁部(89,87)の第2の部分(87)と、前記環状ステータ壁部(83)とによって形成されており、 前記第1の環状キャビティ(82)は、第1の環状シール通路(101)を介して前記環状流路(60)と流体連通しており、 前記第1の環状キャビティ(82)は、前記環状ステータ壁部(83)を介して前記第2の環状キャビティ(96)から分離されており、 前記第1の環状キャビティ(82)は、前記環状ステータ壁部(83)のリム(105)と、前記内側ブレードプラットフォーム(12)の後縁(24)との間の第2の環状シール通路(102)を介して前記第2の環状キャビティ(96)と流体連通しており、 前記第2の環状キャビティ(96)は、第3の環状シール通路(103)を介して封止流体を提供するための中空空間(90)と流体連通している ことを特徴とする、タービン配列。
IPC (2件):
F01D 11/02 ,  F01D 11/04
FI (2件):
F01D11/02 ,  F01D11/04
Fターム (2件):
3G202KK07 ,  3G202KK38
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る