特許
J-GLOBAL ID:201603005914479528

合金構造体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 井上 学 ,  戸田 裕二 ,  岩崎 重美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-151334
公開番号(公開出願番号):特開2016-023366
出願日: 2014年07月25日
公開日(公表日): 2016年02月08日
要約:
【課題】元素組成及び機械的強度の分布の均一性が高く、良好な高温強度と耐食性とを有する任意の大型の形状寸法の高エントロピー合金構造体の製造方法の提供。【解決手段】元素周期表の第3族から第16族原子番号13〜79の元素群から選択され、Fe原子に対する原子半径の比率が0.83〜1.17である少なくとも4種の元素と、Feとを各々5〜30at%の原子濃度の範囲で含有すると共に、前記少なくとも4種の元素及びFeのうち少なくとも4種の元素の原子濃度の差が3at%未満の範囲にある合金粉末を層状に展延する粉末展延工程と、展延された前記合金粉末を局所加熱して溶融させ、被加熱領域を前記合金粉末が展延された面に対して平行に移動させて凝固層を形成する凝固層造形工程と、を備え、前記粉末展延工程と前記凝固層造形工程とを交互に繰り返すことで複数の層状の凝固層を形成する高エントロピー合金構造体の製造方法。【選択図】図2
請求項(抜粋):
元素周期表の第3族から第16族までに含まれる原子番号13から原子番号79の元素群から選択され、Fe原子に対する原子半径の比率が0.83以上1.17以下である少なくとも4種の元素と、Feとをそれぞれ5at%以上30at%以下の原子濃度の範囲で含有すると共に、前記少なくとも4種の元素及びFeのうち少なくとも4種の元素の原子濃度の差が3at%未満の範囲にある合金粉末を層状に展延する粉末展延工程と、 展延された前記合金粉末を局所加熱して溶融させた後に凝固させて凝固組織を形成し、前記局所加熱による被加熱領域を前記合金粉末が展延された面に対して平行に移動させて凝固層を形成する凝固層造形工程と、を備え、 前記粉末展延工程と前記凝固層造形工程とを交互に繰り返すことで複数の層状の凝固層を形成することを特徴とする合金構造体の製造方法。
IPC (3件):
B22F 3/16 ,  B22F 3/24 ,  C22C 30/00
FI (3件):
B22F3/16 ,  B22F3/24 G ,  C22C30/00
Fターム (10件):
4K018AA40 ,  4K018BA20 ,  4K018BB04 ,  4K018BD10 ,  4K018CA44 ,  4K018EA13 ,  4K018EA51 ,  4K018EA60 ,  4K018HA10 ,  4K018KA12
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (9件)
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引用文献:
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