特許
J-GLOBAL ID:201603007054643654

交流電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-177962
公開番号(公開出願番号):特開2016-052232
出願日: 2014年09月02日
公開日(公表日): 2016年04月11日
要約:
【課題】高調波脈動成分やスイッチングノイズを除去するフィルタの位相遅れを小さくする交流電動機の制御装置を提供する。【解決手段】移動平均フィルタは、相電流検出値をdq変換したd軸電流Id又はq軸電流の少なくとも一方について、所定の積分期間Tにおける移動平均を算出する。低周波領域でのゲインが移動平均フィルタと一次遅れフィルタとで同等になるように横軸を調整した周波数特性図において、角周波数ω=約2〜10×fadjの高周波領域では、移動平均フィルタは、一次遅れフィルタよりもゲインが小さい。特にω=5、10×fadjでは、ゲインは0となる。また、その近傍の周波数でもゲインは十分に小さいため、一次遅れフィルタに比べて大幅に振幅を縮小することができる。つまり、積分期間Tを適切に設定することで、一次遅れフィルタよりも振幅の縮小能力の強いフィルタを実現し、外乱を大幅に除去することができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
三相以上の多相の交流電動機(2)に流れる相電流を検出してd軸電流及びq軸電流に変換し、当該d軸電流及びq軸電流を用いるフィードバック制御によって前記交流電動機の通電を制御する交流電動機の制御装置(101、102)であって、 d軸電流もしくはq軸電流の少なくとも一方、又は少なくとも一相の相電流について、有限の所定区間における移動平均を算出して出力する移動平均フィルタ(40、45)を備えることを特徴とする交流電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 27/04
FI (1件):
H02P5/408 A
Fターム (9件):
5H505AA16 ,  5H505DD03 ,  5H505DD05 ,  5H505DD06 ,  5H505EE41 ,  5H505GG08 ,  5H505HB01 ,  5H505JJ26 ,  5H505LL22
引用特許:
審査官引用 (3件)

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