特許
J-GLOBAL ID:201603007255114242
DNA結合ドメイン組込み用ベクターおよびそのセット、融合タンパク質コーディングベクターおよびそのセットならびにその製造方法、デスティネーションベクター、植物細胞用発現ベクターおよびその製造方法、植物細胞用発現ベクター作製用キット、形質転換方法、ならびにゲノム編集方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
中島 淳
, 加藤 和詳
, 福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-051424
公開番号(公開出願番号):特開2016-163556
出願日: 2015年03月13日
公開日(公表日): 2016年09月08日
要約:
【課題】植物細胞中でTALEのDNA結合ドメインにFokIのDNA切断ドメインなどの生物学的活性を有するタンパク質を連結した融合タンパク質を複数、効率よく植物細胞に導入する方法、およびそのために使用可能なベクター群を提供する。【解決手段】attL組換え部位と、TALEのDNA結合ドメイン用挿入領域と、タンパク質をコードする遺伝子と、第2のattL組換え部位と、を含み、第1のattL組換え部位、挿入領域、遺伝子、および第2のattL組換え部位は、タンパク質コード方向における上流側から下流側に向かってこの順に配置されており、第1のattL組換え部位と挿入位置との間に、プロモーターを有しない、DNA結合ドメイン組込み用ベクター。前記DNA結合ドメイン組込み用ベクターと組換え可能であり、反対方向を向いたプロモーター対を有するデスティネーションベクター。およびこれらを用いた方法およびキット。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1のattL組換え部位と、
可変領域を有するTALE(TAL effector)のDNA結合ドメインの可変繰り返し配列をコードする核酸セグメントを挿入可能な挿入位置を有する挿入領域と、
前記挿入位置にTALEのDNA結合ドメインの可変繰り返し配列をコードする核酸セグメントが挿入された場合にTALEのDNA結合ドメインとの融合タンパク質をコードする核酸配列を形成可能となるように位置する、生物学的活性を有するタンパク質をコードする遺伝子と、
第2のattL組換え部位と、
を含み、
前記第1のattL組換え部位、前記挿入領域、前記生物学的活性を有するタンパク質をコードする遺伝子、および前記第2のattL組換え部位は、前記生物学的活性を有するタンパク質がコードされている方向における上流側から下流側に向かってこの順に配置されており、前記第1のattL組換え部位と前記挿入位置との間に、プロモーターを有しない、DNA結合ドメイン組込み用ベクター。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (8件):
2B030AA02
, 2B030CA17
, 4B024AA08
, 4B024AA20
, 4B024DA01
, 4B024EA04
, 4B024FA02
, 4B024GA11
引用特許:
審査官引用 (2件)
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TALエフェクターに媒介されるDNA修飾
公報種別:公表公報
出願番号:特願2012-543313
出願人:リージェンツオブザユニバーシティオブミネソタ, アイオワ・ステイト・ユニバーシティ・リサーチ・ファウンデイション・インコーポレイテッド
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最適化エンドヌクレアーゼおよびその使用
公報種別:公表公報
出願番号:特願2012-540530
出願人:ビーエーエスエフプラントサイエンスカンパニーゲーエムベーハー
引用文献:
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