特許
J-GLOBAL ID:201603007333855190

交通信号制御装置および交通信号制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 大島特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-244616
公開番号(公開出願番号):特開2016-110242
出願日: 2014年12月03日
公開日(公表日): 2016年06月20日
要約:
【課題】交通信号制御におけるサブエリアの再構成を実際の交通状況に応じて適切に実行可能とする。【解決手段】交通信号制御装置5が、サブエリア間の再構成に関する複数のサイクル長の候補をそれぞれ設定するサイクル長候補設定部21と、サイクル長の候補の各々について、交通流シミュレーションにより指標値を算出する指標値算出部22と、その指標値に基づきサブエリア間の再構成を決定するサブエリア構成決定部12とを備え、指標値算出部は、サブエリア間の再構成における非結合の可否を判定するための指標値を算出する場合に、当該指標値の算出対象に対して設定されたサイクル長の候補のうちより大きなサイクル長の候補に基づき、信号サイクルに基づくシミュレーションを所定回数だけ実行した後を起点として、制御指令情報の生成周期に相当する時間を超えた直後に終了した信号サイクルまでのシミュレーションから指標値を算出する構成とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の制御対象エリアにおいて、複数の交差点をサブエリアとしてグループ化し、所定周期で生成した制御指令情報にて前記サブエリア毎に信号機の動作を制御する交通信号制御装置であって、 前記制御対象エリアにおける前記制御指令情報、車両感知器からの感知器情報、及び前記信号機の動作実績情報を取得する交通情報取得部と、 前記サブエリア間の結合および非結合に関する複数のサイクル長の候補をそれぞれ設定するサイクル長候補設定部と、 前記サイクル長の候補の各々について、前記制御指令情報、前記感知器情報、及び前記信号機の動作実績情報に基づく交通流シミュレーションにより、前記サブエリア間の結合および非結合の可否を判定するための指標値を算出する指標値算出部と、 前記指標値に基づき前記サブエリア間の結合または非結合を決定するサブエリア構成決定部と を備え、 前記指標値算出部は、前記サブエリア間の非結合の可否を判定するための指標値を算出する場合に、当該指標値の算出対象である2つのサブエリアに対して設定された前記サイクル長の候補のうちより大きなサイクル長の候補に基づき、前記交通流シミュレーションにおいて前記信号機の信号表示の一巡に相当する信号サイクルのシミュレーションを予め設定された所定回数だけ実行した後を起点として、前記所定周期に相当する時間を超えた直後に終了した信号サイクルまでのシミュレーションから前記指標値を算出することを特徴とする交通信号制御装置。
IPC (3件):
G08G 1/081 ,  G08G 1/08 ,  G08G 1/00
FI (3件):
G08G1/081 ,  G08G1/08 A ,  G08G1/00 A
Fターム (5件):
5H181AA01 ,  5H181DD01 ,  5H181EE02 ,  5H181JJ06 ,  5H181JJ11
引用特許:
審査官引用 (4件)
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