特許
J-GLOBAL ID:201603008680215881

片面の正方形の割出し可能な切削インサートおよび切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 稲葉 良幸 ,  大貫 敏史 ,  江口 昭彦 ,  内藤 和彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-557565
公開番号(公開出願番号):特表2016-507393
出願日: 2014年01月28日
公開日(公表日): 2016年03月10日
要約:
その前端部(28)にインサート受入れポケット(26)が形成された主要本体(24)を有する工具ホルダ(22)と、インサート受入れポケット(26)に取外し可能に固定された片面の正方形の割出し可能な切削インサート(30)とを含む切削工具(20)であって、インサート受入れポケット(26)が、単一の係合溝(64)が形成された床面(62)と、床面(62)から突出する2つの分離された支持パッド(66)とを有する座面(60)を含み、係合溝(64)が、V字形断面を形成する一対の平行に延在する溝側面(68)を含み、および2つの支持パッド(66)のそれぞれが、隆起した支持面(70)を有し、2つの支持面(70)が同一平面上にあり、切削インサート(30)が、反対側にある正方形の上面(32)および下面(34)と、それらの間に延在する周囲側面(36)であって、4つの逃げ面(42)と交互に存在する4つのコーナー面(40)を有する周囲側面(36)と、上面(32)および下面(34)を通過する中心軸(A1)であって、その中心軸の周りで切削インサート(30)が割出し可能である中心軸(A1)と、上面(32)と4つのコーナー面(40)のそれぞれとの交差部分に形成されたコーナー切れ刃(44)とを含み、下面(34)がベース表面(46)を含み、およびベース表面(46)から突出するちょうど4つの係合隆起部(50)を有し、各係合隆起部(50)が、V字形断面を形成する一対の平行に延びる隆起部側面(54)を含み、各係合隆起部(50)が4つのコーナー面(40)の1つと交差し、且つコーナー面(40)から中心軸(A1)の方に延在し、切削インサート(30)の下面(34)は単に、稼働するコーナー切れ刃(44)に最も近接して位置付けられた係合隆起部(50)の一対の隆起部側面(54)が、単一の係合溝(64)の対応する一対の溝側面(68)と接触し、ベース表面(46)が、中心軸(A1)よりも稼働するコーナー切れ刃(44)から遠くに完全に位置付けられた2つの支持領域(72)で2つの隆起した支持面(70)と接触することによって、インサート受入れポケット(26)の座面(60)に対して締め付けられる、切削工具(20)。
請求項(抜粋):
片面の正方形の割出し可能な切削インサート(30)であって、 反対側にある正方形の上面(32)および下面(34)と、それらの間に延在する周囲側面(36)であって、4つの逃げ面(42)と交互に存在する4つのコーナー面(40)を有する周囲側面(36)と、 前記上面(32)および前記下面(34)を通過する中心軸(A1)であって、その中心軸の周りで前記切削インサート(30)が割出し可能である中心軸(A1)と、 前記上面(32)と前記4つのコーナー面(40)のそれぞれとの交差部分に形成されたコーナー切れ刃(44)と を含み、 前記下面(34)が ベース表面(46)、および 前記ベース表面(46)から突出するちょうど4つの係合隆起部(50)であって、各係合隆起部(50)が前記4つのコーナー面(40)の1つと交差し且つ前記コーナー面(40)から前記中心軸(A1)の方に延在し、それにより前記ベース表面(46)を少なくとも4つのベースサブ表面(56)に分割し、各係合隆起部(50)が、V字形断面を形成する一対の平行に延在する隆起部側面(54)を含む係合隆起部(50)、 を含む、片面の正方形の割出し可能な切削インサート(30)。
IPC (2件):
B23B 27/16 ,  B23B 27/14
FI (3件):
B23B27/16 A ,  B23B27/16 Z ,  B23B27/14 C
Fターム (2件):
3C046EE01 ,  3C046EE16
引用特許:
審査官引用 (2件)

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