特許

J-GLOBAL ID：201603011480948052

慢性骨髄性白血病の治療用組成物

発明者： 西田 升三 ,  椿 正寛 ,  武田 朋也 ,  西尾 和人 ,  中山 隆志 ,  坂井 和子 ,  駒居 真紀子 ,  小野 優里 ,  深松 真衣
出願人/特許権者： 学校法人近畿大学
代理人 (1件)： 廣幸 正樹
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2014-202529
公開番号（公開出願番号）：特開2016-069348
出願日： 2014年09月30日
公開日（公表日）： 2016年05月09日
要約：

【課題】慢性骨髄性白血病に効果があるイマチニブは、継続服用によって耐性が獲得される。そこで、より強い効果を示す第二世代、第三世代の治療用組成物が開発されつつある。しかし、より根本的に効果を発揮する治療用組成物が求められている。【解決手段】イマチニブ、ニロチニブ、ダサチニブ、ポナチニブ、バフェチニブから選ばれる少なくとも1つのBcr-Ablチロシンキナーゼを阻害する第1医薬組成物と、Metチロシンキナーゼを阻害する第2医薬組成物若しくは、MEKキナーゼを阻害する第3医薬組成物を併用する慢性骨髄性白血病の治療用組成物は、耐性を克服する効果を示す。【選択図】図7

請求項（抜粋）：

Bcr-Ablチロシンキナーゼを阻害する第1医薬組成物と、 Metチロシンキナーゼを阻害する第2医薬組成物で構成されることを特徴とする慢性骨髄性白血病の治療用組成物。

IPC (6件)：

A61K 45/06 ,  A61K 31/506 ,  A61K 31/404 ,  A61K 31/277 ,  A61P 35/02 ,  A61P 43/00

FI (6件)：

A61K45/06 ,  A61K31/506 ,  A61K31/404 ,  A61K31/277 ,  A61P35/02 ,  A61P43/00 121

Fターム (28件)：

4C084AA20 ,  4C084MA02 ,  4C084NA05 ,  4C084ZB27 ,  4C084ZC20 ,  4C084ZC75 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086BC13 ,  4C086BC51 ,  4C086GA07 ,  4C086GA08 ,  4C086GA12 ,  4C086MA02 ,  4C086MA04 ,  4C086NA05 ,  4C086ZB27 ,  4C086ZC20 ,  4C086ZC75 ,  4C206AA01 ,  4C206AA02 ,  4C206HA12 ,  4C206MA02 ,  4C206MA04 ,  4C206NA05 ,  4C206ZB27 ,  4C206ZC20 ,  4C206ZC75

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 癌の治療のためのVEGF(R)阻害剤および肝細胞増殖因子(C-MET)阻害剤との組合せ
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2011-509721   出願人：アムジエン・インコーポレーテツド
• 変異レセプターチロシンキナーゼが駆動する細胞増殖性疾患の処置において使用するための組成物
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2006-544002   出願人：セラヴァンス,インコーポレーテッド

引用文献：

審査官引用 (6件)

• PS-4-29 R115777/Imatinib併用によるImatinib耐性細胞増殖抑制効果
• Pharma Medica, 2013, Vol.31,No.11, p.43-48
• Biotherapy, 2011, Vol.25,No.1, p.589-596
• Neoplasia, 2012, Vol.14, No.7, p.572-584
• Cancer Cell, 2011, Vol.20, p.715-727
• 日本臨床, 1971, Vol.29, No.11, p.304(2686)-309(2691)