特許
J-GLOBAL ID:201603011894366861

GITR抗原結合タンパク質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人川口國際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-537860
公開番号(公開出願番号):特表2016-530278
出願日: 2014年08月28日
公開日(公表日): 2016年09月29日
要約:
GITRを活性化する抗原結合タンパク質が提供される。抗原結合タンパク質をコードする核酸、並びにかかる核酸を含むベクター及び細胞も提供される。抗原結合タンパク質は、GITRシグナル伝達を刺激し、それによって対象における免疫反応を誘発するまたは向上させることが有用である治療方法において価値を有する。従って、抗原結合タンパク質は、種々のがん及び感染症の治療を始めとする様々な免疫療法の治療において有用性を有する。
請求項(抜粋):
抗原結合タンパク質であって、 a)それぞれ重鎖可変ドメイン(VH)及び軽鎖可変ドメイン(VL)のCDRH3及びCDRL3であって、VH及びVLが、表1に示される抗原結合タンパク質Ab1からAb59のいずれか1種より選択される同一の抗原結合タンパク質の一部である、CDRH3及びCDRL3、 b)CDRH1、CDRH2及びCDRH3を含む変異VHであって、CDRH1、CDRH2及びCDRH3の1または複数が、Ab1からAb59の群より選択されるいずれかの単一の抗原結合タンパク質のVHの、対応するCDRH1、CDRH2及びCDRH3と比較して配列が異なり、但し、前記変異VHのCDRH1、CDRH2及びCDRH3の、前記VH配列の対応するCDRと比較した場合の前記配列の違いは、全体の合計で1、2、3、4または5を超えないアミノ酸であるとの条件である、変異VH、 c)CDRL1、CDRL2及びCDRL3を含む変異VLであって、CDRL1、CDRL2及びCDRL3の1または複数が、Ab1からAb59の群より選択されるいずれかの単一の抗原結合タンパク質のVLの、対応するCDRL1、CDRL2及びCDRL3と比較して配列が異なり、但し、前記変異VLのCDRL1、CDRL2及びCDRL3の、前記VL配列の対応するCDRと比較した場合の前記配列の違いは、全体の合計で1、2、3、4または5を超えないアミノ酸であるとの条件である、変異VL、 d)b)の変異VH及びc)の変異VLであって、それぞれ、変異VH及び変異VLが表1に指定される同一の抗原結合タンパク質のVH及びVLの変異体であるとの条件の、b)の変異VH及びc)の変異VL、 e)CDRH1、CDRH2及びCDRH3を含むVHであって、 CDRH1が配列X1YGMX2(配列番号436)を含み、X1はSまたはNであり、X2はHまたはYであり、 CDRH2が配列VIWYX1GSNKYYADSVX2G(配列番号437)を含み、X1はE、V、A、Pであり、X2はKまたはRであり、 CDRH3が配列GGX1LX2X3X4YYX5GMDV(配列番号438)を含み、X1はQ、L、E、またはRであり、X2はG、R、またはSであり、X3はK、Y、L、F、またはRであり、X4はYまたはDであり、X5はYまたはSである、 VH、 f)CDRL1、CDRL2及びCDRL3を含むVLであって、 CDRL1が配列RASQX1IRNDLG(配列番号439)を含み、X1はGまたはVであり、 CDRL2が配列X1X2SX3LQS(配列番号440)を含み、X1はAまたはDであり、X2はAまたはTであり、X3はSまたはTであり、 CDRL3が配列X1QX2X3X4YPX5T(配列番号441)を含み、X1はLまたはQであり、X2はHまたはLであり、X3はNまたはHであり、X4はS、NまたはTであり、X5はW、LまたはIである、 VL、 g)e)のVH及びf)のVL、 h)それぞれ、表1に指定されるAb1からAb59の抗原結合タンパク質の同一のVH由来の、CDRH1、CDRH2及びCDRH3、 i)それぞれ、表1に指定されるAb1からAb59の抗原結合タンパク質の同一のVL由来の、CDRL1、CDRL2及びCDRL3、 j)前記VH及び前記VLが同一の抗原結合タンパク質由来である、h)のCDRH1、CDRH2及びCDRH3並びにi)のCDRH1、CDRH2及びCDRH3、 k)アミノ酸配列が、表1に指定される抗原結合タンパク質Ab1からAb59のいずれか1種のVHの配列と、少なくも80%、85%、90%、95%、97%または99%同一であるVH、 l)アミノ酸配列が、表1に指定される抗原結合タンパク質Ab1からAb59のいずれか1種のVLの配列と、少なくも80%、85%、90%、95%、97%または99%同一であるVL、 m)k)のVH及びl)のVLであって、VH及びVLが表1に指定される同一の抗原結合タンパク質由来である、k)のVH及びl)のVL、 n)表1に指定される抗原結合タンパク質Ab1からAb59のいずれか1種のVHのアミノ酸配列を含むVH、 o)表1に指定される抗原結合タンパク質Ab1からAb59のいずれか1種のVLのアミノ酸配列を含むVL、 p)n)のVH及びo)のVLであって、VH及びVLが表1に指定される同一の抗原結合タンパク質由来の、n)のVH及びo)のVL、 q)アミノ酸配列が、表1に指定される抗原結合タンパク質Ab1からAb59のいずれか1種の完全長重鎖(HC)の配列と、少なくも90%、95%、97%または99%同一である完全長重鎖、 r)アミノ酸配列が、表1に指定される抗原結合タンパク質Ab1からAb59のいずれか1種の完全長軽鎖(LC)の配列と、少なくも90%、95%、97%または99%同一である完全長軽鎖、 s)表1に指定される同一の抗原結合タンパク質由来である、q)の完全長重鎖及びr)の完全長軽鎖、 t)表1に指定される抗原結合タンパク質Ab1からAb59のいずれか1種の完全長重鎖のアミノ酸配列を含む完全長重鎖、 u)表1に指定される抗原結合タンパク質Ab1からAb59のいずれか1種の完全長軽鎖のアミノ酸配列を含む完全長軽鎖、または v)表1に指定される同一の抗原結合タンパク質由来である、t)の完全長重鎖及びu)の完全長軽鎖 を含む、抗原結合タンパク質。
IPC (12件):
C07K 16/28 ,  C12N 15/09 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10 ,  C12P 21/08 ,  A61K 39/395 ,  A61K 45/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 35/04 ,  A61P 31/00
FI (13件):
C07K16/28 ,  C12N15/00 A ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/10 ,  C12P21/08 ,  A61K39/395 D ,  A61K39/395 N ,  A61K45/00 ,  A61P35/00 ,  A61P35/04 ,  A61P31/00
Fターム (50件):
4B064AG26 ,  4B064CA10 ,  4B064CA19 ,  4B064CA20 ,  4B064CC03 ,  4B064CC06 ,  4B064CC24 ,  4B064CD13 ,  4B064CD21 ,  4B064CE03 ,  4B064CE10 ,  4B064CE11 ,  4B064CE12 ,  4B064DA05 ,  4B065AA90X ,  4B065AA90Y ,  4B065AA93X ,  4B065AA93Y ,  4B065AB01 ,  4B065AB04 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065BA08 ,  4B065BB12 ,  4B065BB25 ,  4B065BB31 ,  4B065BB37 ,  4B065BC03 ,  4B065BD14 ,  4B065BD15 ,  4B065CA25 ,  4B065CA44 ,  4C084AA19 ,  4C084NA05 ,  4C084ZA362 ,  4C084ZB092 ,  4C084ZB261 ,  4C084ZB262 ,  4C084ZB321 ,  4C085AA13 ,  4C085AA14 ,  4H045AA11 ,  4H045AA30 ,  4H045DA76 ,  4H045EA20 ,  4H045FA74 ,  4H045GA15 ,  4H045GA21 ,  4H045GA23 ,  4H045GA26
引用特許:
審査官引用 (3件)

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