特許
J-GLOBAL ID:201603012512616428

既存柱の補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-063963
公開番号(公開出願番号):特開2016-183488
出願日: 2015年03月26日
公開日(公表日): 2016年10月20日
要約:
【課題】 既存柱の特定の一面に補強部を形成して耐震性を向上させる補強構造において、既存柱と補強部とを一体化させて機能させるための既存柱の補強構造を提案する。【解決手段】 既存柱1は、長手方向に伸びる主筋11を、周囲に沿って複数埋設している。柱用補強枠体10の一対の側面部10b,10bを既存柱1の側面1b,1bに接触させて、上記一対の側面部10b,10bで上記既存柱1を挟持している。上記一対の側面部10b,10bと上記既存柱1の側面1b,1bとは、上記既存柱1の側面にほぼ直交して上記既存柱1を貫通する固定部材12で固定されている。この固定部材12は、上記既存柱1内に埋設されている複数の主筋11で囲まれた領域内を通り、上記既存柱1の軸方向に所定の間隔を保って複数配置している。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
既存柱は、この既存柱の長手方向に伸びる主筋を、上記既存柱の周囲に沿って複数埋設して構成され、 上記既存柱の特定の一面を柱用補強枠体で間隔を保って囲い、上記既存柱の特定の一面と上記柱用補強枠体との空間に充填材を充填して補強部を形成する補強構造において、 上記柱用補強枠体は、上記既存柱の特定の一面と対向させる対向部とこの対向部の両側に連続する一対の側面部とからなり、 上記一対の側面部を上記既存柱の特定の一面の両側に連続する一対の側面に接触させて、上記一対の側面部で上記既存柱を挟み、 上記一対の側面部は、上記既存柱の側面にほぼ直交して上記既存柱及び上記側面部を貫通する棒状の固定部材によって互いに連結され、上記固定部材は、上記既存柱の軸方向に所定の間隔を保って複数配置されるとともに、各固定部材は上記既存柱内に埋設されている複数の主筋で囲まれた領域内を通過する既存柱の補強構造。
IPC (1件):
E04G 23/02
FI (1件):
E04G23/02 F
Fターム (2件):
2E176AA04 ,  2E176BB29
引用特許:
審査官引用 (8件)
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