特許
J-GLOBAL ID:201603013076479696

車両用帯電電荷低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-176256
公開番号(公開出願番号):特開2016-049880
出願日: 2014年08月29日
公開日(公表日): 2016年04月11日
要約:
【課題】操舵装置などの部材が帯電すると、部材間の潤滑剤の粘性の上昇に起因して操舵、制動などの運転操作が影響を受ける。この影響を低減して車両の操縦性及び走行安定性を向上させる。【解決手段】操舵操作装置14と、操舵アクチュエータ54、58Lなどと、操舵操作装置の変位を操舵アクチュエータへ伝達する変位伝達系18とを有し、操舵操作装置、操舵アクチュエータ及び変位伝達系の少なくとも一つは、操舵操作装置が操作されると相対運動するように粘性潤滑剤を介して互いに係合する二つの部材を含む。変位伝達系などを構成する特定の部材の表面には自己放電式除電器74A〜74Cが固定され、除電器は自己放電により除電して特定の部材の帯電量を低下させることにより、二つの部材の間の帯電量の差を低下させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
運転者によって操作される操作装置と、車両の走行状態を変化させるアクチュエータと、前記操作装置の変位を前記アクチュエータへ伝達することにより前記アクチュエータを駆動する変位伝達系とを有し、前記操作装置、前記アクチュエータ及び前記変位伝達系の少なくとも一つは、前記操作装置が操作されると相対的に運動するように粘性潤滑剤を介して互いに係合する二つの部材を含む車両に適用された車両用帯電電荷低減装置であって、前記操作装置、前記アクチュエータ及び前記変位伝達系の少なくとも一つを構成する特定の部材の表面には自己放電式除電器が固定され、前記自己放電式除電器は、車体が路面に対して電気絶縁された状態にて車両が走行すること、及び他の要因により、前記特定の部材に帯電する正の電荷の帯電量に応じて、前記自己放電式除電器の周囲の空気を負の空気イオンに変化させ、前記空気イオンを前記特定の部材の正の電荷に引き寄せて中和させることにより除電し、前記特定の部材の帯電量を低下させることにより、前記二つの部材の間の帯電量の差を低下させるよう構成されている、車両用帯電電荷低減装置。
IPC (2件):
B60R 16/06 ,  H05F 3/04
FI (2件):
B60R16/06 Z ,  H05F3/04 B
Fターム (1件):
5G067DA14
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る