特許
J-GLOBAL ID:201603013215923334

酸素過剰型金属酸化物及びその製造方法、並びに、酸素濃縮装置及び酸素吸脱着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-071035
公開番号(公開出願番号):特開2016-193815
出願日: 2016年03月31日
公開日(公表日): 2016年11月17日
要約:
【課題】酸素吸脱着速度に優れ、繰り返し使用による酸素吸着量の低減が抑制された、新規な酸素過剰型金属酸化物及びその製造方法等の提供。【解決手段】式(1)で表され、粉末X線回折測定において、六方晶構造の103のピーク強度が110のピーク強度より小さく、且つ、103のピークの半値幅(FWHM)が0.3°以上である、酸素過剰型金属酸化物。AjDkEmGnO7+δ・・・(1)(Aは3価の希土類元素又はCa、Dはアルカリ土類金属元素から選択される1種以上であり、E及びGは、夫々独立に、酸素4配位元素から選択される1種以上、少なくとも1種は遷移金属元素)(j>0、k>0、夫々独立に、m≧0、n≧0、但し、j+k+m+n=6であり、0<δ≦1.5である。)【選択図】図1
請求項(抜粋):
下記一般式(1): Aj Dk Em Gn O7+δ ・・・(1) (式中、 Aは、3価の希土類元素及びCaよりなる群から選択される1種又は2種以上であり、 Dは、アルカリ土類金属元素から選択される1種又は2種以上であり、 E及びGは、それぞれ独立して、酸素4配位元素から選択される1種又は2種以上であって、少なくとも1種は遷移金属元素であり、 j>0、k>0であり、それぞれ独立して、m≧0、n≧0であり、但し、j+k+m+n=6であり、0<δ≦1.5である。) で表されるストイキオメトリを少なくとも有し、粉末X線回折測定において、六方晶構造の103のピーク強度が110のピーク強度より小さく、且つ、103のピークの半値幅(FWHM)が0.3°以上である、酸素過剰型金属酸化物。
IPC (7件):
C01G 51/00 ,  C01B 13/02 ,  B01D 53/04 ,  B01J 20/06 ,  B01J 20/28 ,  B01J 20/34 ,  B01D 53/047
FI (8件):
C01G51/00 A ,  C01B13/02 A ,  B01D53/04 220 ,  B01J20/06 C ,  B01J20/28 Z ,  B01J20/34 E ,  B01J20/34 H ,  B01D53/047
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 酸素製造装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-150557   出願人:三菱化学株式会社, 国立大学法人北海道大学
引用文献:
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