特許
J-GLOBAL ID:201603013369268258

画像処理装置、画像表示装置、プログラム、および、記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-006740
公開番号(公開出願番号):特開2014-138329
特許番号:特許第6035153号
出願日: 2013年01月17日
公開日(公表日): 2014年07月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 入力画像データの画像において注目画素を含む参照範囲を設定し、前記参照範囲の各画素の輝度値に基づき、前記注目画素に適したフィルタのタイプを判定する判定処理部と、 前記注目画素について、前記判定処理部にて判定されたタイプのフィルタを用いて前記入力画像データにフィルタ処理を行い、フィルタ処理済画像データを出力するフィルタ処理部と、 前記入力画像データに基づき、前記注目画素がノイズであることの信頼度を示すノイズ信頼度を求め、前記ノイズ信頼度が低いほど大きくなる重み係数を出力する重み出力部と、 前記注目画素について、前記入力画像データと前記フィルタ処理済画像データとの差分をディテール強調成分として求め、前記重み係数によって重み付けした前記ディテール強調成分を前記フィルタ処理済画像データに混合して得られる出力画像データを生成する混合処理部とを備え、 前記判定処理部は、 第1方向に所定数の画素が一列に並んでおり中央に前記注目画素が位置する第1参照範囲を設定し、第1参照範囲の各画素の輝度値に基づいて、前記フィルタのタイプを判定する第1判定処理部と、 前記第1方向と直交する第2方向に所定数の画素が一列に並んでおり中央に前記注目画素が位置する第2参照範囲を設定し、第2参照範囲の各画素の輝度値に基づいて、前記フィルタのタイプを判定する第2判定処理部とを含み、 前記第1判定処理部は、 前記第1参照範囲について、(a)互いに隣接し合う画素同士の輝度値の差分の絶対値である隣接差分絶対値を求め、且つ、(b)一列に並ぶ3画素のうち、真中の画素と一方の端の画素との輝度値の差分と、真中の画素と他方の端の画素との輝度値の差分との和の絶対値である隣接差分和絶対値を求め、 前記隣接差分絶対値および前記隣接差分和絶対値の少なくとも一方に基づき、前記注目画素が隣接する画素との間で輝度差が大きくなっている輝度変化急峻領域の可能性があるかどうかの第1輝度変化急峻判定と、注目画素がモスキートノイズの可能性のある画素であるかどうかの第1モスキート判定と、注目画素が平坦領域または微小振幅ノイズ領域の候補点である微小振幅候補点かどうかの第1候補点判定と、注目画素が輝度変化の多い領域に属する画素の可能性がある変化点であるかどうかの第1変化点判定とを行い、 前記第1輝度変化急峻判定の結果、前記第1モスキート判定の結果、前記第1候補点判定の結果、および前記第1変化点判定の結果に基づき、フィルタのタイプを判定し、 前記第2判定処理部は、 前記第2参照範囲について前記隣接差分絶対値と前記隣接差分和絶対値とを求め、前記第2参照範囲から求められた前記隣接差分絶対値および前記隣接差分和絶対値の少なくとも一方に基づき、前記注目画素が隣接する画素との間で輝度差が大きくなっている輝度変化急峻領域の可能性があるかどうかの第2輝度変化急峻判定と、注目画素がモスキートノイズの可能性のある画素であるかどうかの第2モスキート判定と、注目画素が平坦領域または微小振幅ノイズ領域の候補点である微小振幅候補点かどうかの第2候補点判定と、注目画素が輝度変化の多い領域に属する画素の可能性がある変化点であるかどうかの第2変化点判定とを行い、 前記第2輝度変化急峻判定の結果、前記第2モスキート判定の結果、前記第2候補点判定の結果、および前記第2変化点判定の結果に基づき、フィルタのタイプを判定することを特徴とする画像処理装置。
IPC (5件):
H04N 5/21 ( 200 6.01) ,  G06T 5/00 ( 200 6.01) ,  H04N 1/409 ( 200 6.01) ,  H04N 5/232 ( 200 6.01) ,  H04N 19/50 ( 201 4.01)
FI (5件):
H04N 5/21 B ,  G06T 5/00 710 ,  H04N 1/40 101 D ,  H04N 5/232 Z ,  H04N 19/50
引用特許:
審査官引用 (2件)

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