特許
J-GLOBAL ID:201603013407187739

生ごみ廃水内の浮上油脂類の凝固方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): ▲吉▼川 俊雄 ,  市川 寛奈
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-542238
特許番号:特許第5839333号
出願日: 2012年11月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】生ゴミ処理場の高濃度廃水内で浮上される浮上油脂類を吸入ポンプで貯蔵槽の内部に流入させる段階と、前記貯蔵槽内の水分含有量の高い油脂類をミキサー内でアルカリ粉末貯蔵槽から供給されるアルカリ粉末と混合して凝固させる混合段階と、前記ミキサーで混合完了した油脂類は、一定の大きさに破砕した後、成形機の内部に流入して一定の大きさに成形する破砕及び成形段階と、前記成形機内部で成形完了した油脂類は、乾燥機の内部に流入して一定の温度で乾燥させる乾燥段階と、前記乾燥機内で乾燥完了したペレットは、ベルトコンベアを介して移送して乾燥されて、固形化されたペレットを貯蔵槽に保存する凝固ペレット保存段階とで構成される生ごみ廃水内の浮上油脂類の凝固方法において、 前記ミキサーは、水平方向にインストールされて駆動モータと連設された二重細切スクリューとして浮上油脂類を300〜500rpmの高速で5mm以下に粉砕しながらアルカリ粉末と1次混合させ、この時、前記浮上油脂類85〜95重量%にアルカリ粉末5〜15重量%を投入されて前記アルカリ粉末と浮上油脂類の水分との反応により、80°C以上に発熱反応を誘導し、前記発熱反応により水分が一部蒸発して、水平方向に設置されたミキサーの上部を介して外部へ削除されるようにし、前記1次混合物は、前記ミキサーの体積よりも2倍以上に大きく形成されて水平方向に設置される混合冷却器の内部に流入されて、移送混合スクリューの低速回転により、5〜15分間の浮上油脂類とアルカリ粉末の均一な混合及び熟成を誘導しながら2次混合され、混合及び熟成時に発生する水分が水平方向に設置される混合冷却器の上部を介して外部へ除去されながら2次混合物の温度が40〜60°Cに自然冷却は勿論、前記混合冷却器の内部中央には、多数の刃が突設される粉砕ローラーがインストールされて2次混合物を3mm以下の大きさに粉砕し、前記混合及び熟成された2次混合物は、前記混合冷却器の体積の2倍以上に大きく形成されて水平方向に設置された混合熟成器の内部に流入して、前記混合熟成器の内部に設置された両刃スクリューとして水平方向に5〜15分間、ゆっくりと移送されながら3次混合及び熟成を誘導するようになり、前記混合熟成器の内部中央には、多数の刃が突設される粉砕ローラーがインストールされて3次混合熟成物を2mm以下の大きさに粉砕する一方、前記3次混合熟成物は、5〜10mmのサイズで、多数の貫通孔が形成される成形機の内部に流入されて、別の圧力がなくても、自重により貫通孔を通過しながら直径5〜10mm及び一定の長さに切断されてペレットを形成し、前記成形機の内部から自重により成形完了したペレットは、乾燥機の内部に流入されて、熱風流入管を介して40〜60°Cの温度で供給される熱風の間接加熱によりペレットの水分結露を防止するために空気の流れを水平方向に誘導しながら2〜4時間の間、間接加熱乾燥してペレットの水分含有量が10%以下になるようにし、前記乾燥機の排出口の下側には、排出調節バルブが設置されて乾燥機から排出される乾燥ペレットの乾燥速度と乾燥時間を調整して、最終的な乾燥物の必要に応じた水分量を調節して乾燥固形化されたペレットをペレット貯槽に移送することを特徴とする生ごみ廃水内の浮上油脂類の凝固方法。
IPC (6件):
C02F 11/00 ( 200 6.01) ,  C02F 1/40 ( 200 6.01) ,  C02F 11/12 ( 200 6.01) ,  C11B 13/00 ( 200 6.01) ,  C11B 15/00 ( 200 6.01) ,  B02C 21/00 ( 200 6.01)
FI (6件):
C02F 11/00 101 Z ,  C02F 1/40 ZAB B ,  C02F 11/12 A ,  C11B 13/00 ,  C11B 15/00 ,  B02C 21/00 D
引用特許:
審査官引用 (10件)
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