特許

J-GLOBAL ID：201603014168834740

分散値変換システム、分散値変換装置、分散値変換方法、およびプログラム

発明者： 五十嵐 大 ,  千田 浩司 ,  濱田 浩気 ,  菊池 亮
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (3件)： 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2015-054491
特許番号：特許第5864004号
出願日： 2015年03月18日
要約：

【課題】少ない通信量で加法的秘密分散の分散値を複製型秘密分散の分散値へ変換する。 【解決手段】分散値変換装置p0は、分散値変換装置p1と乱数rを共有し、加法的秘密分散のシェア0を分散値変換装置p2へ送信し、加法的秘密分散のシェア0と乱数rを用いて複製型秘密分散のシェア{a}0=(0, -r)を生成する。分散値変換装置p1は、分散値変換装置p0と乱数rを共有し、加法的秘密分散のシェア1に乱数rを加算した値1+rを分散値変換装置p2へ送信し、値1+rと乱数rを用いて複製型秘密分散のシェア{a}1=(-r, 1+r)を生成する。分散値変換装置p2は、加法的秘密分散値0と値1+rとを用いて複製型秘密分散のシェア{a}2=(1+r, 0)を生成する。 【選択図】図3

請求項（抜粋）：

【請求項1】 3台の分散値変換装置p0, p1, p2を含む分散値変換システムであって、 上記分散値変換装置p0は、 上記分散値変換装置p1と乱数rを共有する乱数共有部と、 加法的秘密分散のシェア0を上記分散値変換装置p2へ送信するシェア共有部と、 上記加法的秘密分散のシェア0と上記乱数rを用いて複製型秘密分散のシェア{a}0=(0, -r)を生成するシェア生成部と、 を含み、 上記分散値変換装置p1は、 上記分散値変換装置p0と上記乱数rを共有する乱数共有部と、 加法的秘密分散のシェア1に上記乱数rを加算した値1+rを上記分散値変換装置p2へ送信するサブシェア生成部と、 上記値1+rと上記乱数rを用いて複製型秘密分散のシェア{a}1=(-r, 1+r)を生成するシェア生成部と、 を含み、 上記分散値変換装置p2は、 上記加法的秘密分散値0と上記値1+rとを用いて複製型秘密分散のシェア{a}2=(1+r, 0)を生成するシェア生成部と、 を含む分散値変換システム。

IPC (2件)：

G09C 1/00 ( 200 6.01) ,  G06F 21/60 ( 201 3.01)

FI (3件)：

G09C 1/00 650 Z ,  G09C 1/00 660 D ,  G06F 21/60

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 秘密情報分散共有方法、これらの装置及びプログラム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-387877   出願人：日本電信電話株式会社
• 閾値秘密分散装置、閾値秘密分散方法、秘密情報復元方法およびプログラム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-041954   出願人：KDDI株式会社
• 秘密分散装置、方法及びプログラム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-168082   出願人：株式会社東芝, 東芝ソリューション株式会社

引用文献：

出願人引用 (1件)

• On Secret Sharing Systems