特許
J-GLOBAL ID:201603014606077973

超音波信号処理装置、及び、超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 ナカジマ知的財産綜合事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-066483
公開番号(公開出願番号):特開2016-185212
出願日: 2015年03月27日
公開日(公表日): 2016年10月27日
要約:
【課題】一般的な送信ビームフォーミングを用いた合成開口法において、超音波画像の欠損領域が生じることによる画質劣化を抑制しながらフレームレートを向上する。【解決手段】被検体に超音波送信する送信イベントを繰り返し、送信イベントに同期して被検体から反射超音波を受波し、受波した反射超音波に基き生成されるサブフレーム音響線信号からフレーム音響線信号を合成する超音波信号処理装置であって、1回の送信イベントにおいて送信振動子列から超音波が被検体中で集束するように送信し、送信イベントに同期して、送信振動子列が列方向に、振動子複数個分のピッチで移動するよう選択し、送信イベントごとに、被検体内で超音波が集束する場所に対応する位置を含み、かつ、被検体内で超音波が集束するフォーカス深さに対応する列方向の幅が少なくともピッチ以上である対象領域を設定し、対象領域内の観測点についてサブフレーム音響線信号を生成する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
超音波プローブに列設された複数の振動子を選択的に駆動して被検体に超音波送信する送信イベントを複数回繰り返すとともに、各送信イベントに同期して被検体から反射超音波を受波し、受波した反射超音波に基づいて生成される複数のサブフレーム音響線信号からフレーム音響線信号を合成する超音波信号処理装置であって、 1回の送信イベントにおいて前記複数の振動子から送信振動子列を選択し、前記送信振動子列から超音波が被検体中で集束するように送信し、各送信イベントに同期して、超音波を送信する送信振動子列が列方向に、振動子複数個分のピッチで移動するよう選択する送信部と、 各送信イベントに同期して前記複数の振動子から受信振動子列を選択し、前記受信振動子列が被検体内から受波した反射超音波に基づいて、前記受信振動子列の振動子各々に対する受信信号列を生成する受信部と、 前記送信イベントごとに、前記被検体内で超音波が集束するエリアに対応する領域を含み、かつ、前記被検体内で超音波が集束するフォーカス深さに対応する列方向の幅が少なくとも前記ピッチ以上である対象領域を設定し、前記対象領域内の複数の観測点について、各観測点から得られた反射超音波に基づく前記受信信号列を整相加算して前記サブフレーム音響線信号を生成する整相加算部と、 前記整相加算部が生成した前記複数のサブフレーム音響線信号に基づき、前記フレーム音響線信号を合成する合成部と を備える超音波信号処理装置。
IPC (1件):
A61B 8/14
FI (1件):
A61B8/14
Fターム (4件):
4C601BB06 ,  4C601EE08 ,  4C601HH29 ,  4C601HH38
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 超音波診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-093812   出願人:株式会社東芝, 東芝メディカルシステムズ株式会社
審査官引用 (1件)
  • 超音波診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-093812   出願人:株式会社東芝, 東芝メディカルシステムズ株式会社

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