特許
J-GLOBAL ID:201603014816253596

フィルタベント方法、フィルタベント装置及び原子力プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-065952
公開番号(公開出願番号):特開2016-186427
出願日: 2015年03月27日
公開日(公表日): 2016年10月27日
要約:
【課題】放射性ヨウ素をスクラビング容器内の水中により長い時間保持できるフィルタベント装置を提供する。【解決手段】多数の白金酸化物ナノ粒子33が含まれるスクラビング水12が、フィルタベント装置10のベントタンク11内に充填される。フィルタ13が、ベントタンク11内の、スクラビング水12の水面よりも上方に配置される。隔離弁15が設けられる入口配管14の一端部がスクラビング水12に浸漬され、入口配管14の他端部が原子炉格納容器のウェットウェルに連絡される。過酷事故発生時に放射性ヨウ素I2及び水素を含むガスが、入口配管14を通してウェットウェルからスクラビング水12に排出される。放射性ヨウ素I2は、水素及び白金酸化物ナノ粒子33の白金の作用により、I-に変換される。生成されたI-はスクラビング水12に長時間に亘って安定に保持される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
原子力プラントの過酷事故時に放射性ヨウ素を含むガスを、スクラビング容器内の、白金族金属を含むナノ粒子が存在する水中に排出し、 前記水中において、前記放射性ヨウ素を、前記白金族金属を含むナノ粒子に含まれる前記白金族金属によって還元し、 前記還元によって生成された水溶性のヨウ素を前記スクラビング容器内の前記水中に保持することを特徴とするフィルタベント方法。
IPC (5件):
G21F 9/02 ,  G21F 9/22 ,  G21F 9/06 ,  G21C 9/004 ,  B01J 23/42
FI (6件):
G21F9/02 521A ,  G21F9/22 A ,  G21F9/06 551Z ,  G21C9/00 A ,  B01J23/42 M ,  G21F9/02 511C
Fターム (18件):
2G002CA01 ,  2G002DA01 ,  2G002EA01 ,  4G169AA02 ,  4G169AA03 ,  4G169AA15 ,  4G169BA02A ,  4G169BA02B ,  4G169BA04A ,  4G169BA05A ,  4G169BB04B ,  4G169BC75A ,  4G169BC75B ,  4G169CA05 ,  4G169CA08 ,  4G169CB81 ,  4G169EB18X ,  4G169EB18Y
引用特許:
出願人引用 (6件)
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