特許
J-GLOBAL ID:201603015281744834

一方向クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人サンクレスト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-074062
公開番号(公開出願番号):特開2016-145645
出願日: 2016年04月01日
公開日(公表日): 2016年08月12日
要約:
【課題】増速機の出力軸を支持するころ軸受にスメアリングが発生するのを効果的に抑制し、発電機に焼き付きが生じた場合等に増速機にかかる負担を軽減することができる発電装置に好適な一方向クラッチを提供する。【解決手段】一方向クラッチ7は、入力回転体5の回転速度が出力回転体6の回転速度を上回る状態で、入力回転体5と出力回転体6とを一体回転可能に接続し、入力回転体5の回転速度が出力回転体6の回転速度を下回る状態で、入力回転体5と出力回転体6との接続を遮断する。一方向クラッチ7は、入力回転体5から出力回転体6への伝達トルクが上限を超えたときに入力回転体5と出力回転体6との接続を遮断するトルクリミッタ9を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力回転体とこの入力回転体の径方向外側に同心上に配置された出力回転体との間に配置され、前記入力回転体の回転速度が前記出力回転体の回転速度を上回る状態で、前記入力回転体と前記出力回転体とを一体回転可能に接続し、前記入力回転体の回転速度が前記出力回転体の回転速度を下回る状態で、前記入力回転体と出力回転体との接続を遮断する一方向クラッチであって、 前記出力回転体側に設けられた外輪内周面と、 前記入力回転体側に設けられるとともに、前記外輪内周面との間に周方向に複数のくさび状空間を形成する内輪外周面と、 前記複数のくさび状空間のそれぞれに配置されるとともに、前記内輪外周面及び前記外輪内周面に噛み合うことにより前記入力回転体と前記出力回転体とを一体回転可能に接続し、その噛み合いが解除されることにより前記接続を遮断するころと、 前記内輪外周面に形成されると共に、前記入力回転体から前記出力回転体への伝達トルクが上限を超えたときに前記くさび状空間から離脱した前記ころを収容し、当該ころと前記内輪外周面及び前記外輪内周面との噛み合いを解除させる収容凹部を備えたトルクリミッタと、を備え、 前記トルクリミッタは、前記入力回転体の回転に伴う遠心力で前記収容凹部内のころが当該収容凹部から離脱するのを防止する離脱防止手段を備え、 前記内輪外周面と前記外輪内周面との間には、前記ころを収容可能なポケットを有すると共に複数の前記ころの周方向間隔を保持する保持器と、前記ポケット内の前記ころを前記くさび状空間の狭小方向へ付勢する圧縮バネからなる弾性部材とを備えており、 前記離脱防止手段は、前記弾性部材よりも径方向内側に前記ころを位置づけることができる深さに前記収容凹部を形成し、 前記弾性部材には、前記ころが収容された前記収容凹部の少なくとも一部を塞ぐ閉塞部材が設けられていることを特徴とする一方向クラッチ。
IPC (3件):
F16D 41/06 ,  F16D 41/067 ,  F16D 43/208
FI (3件):
F16D41/06 Z ,  F16D41/067 ,  F16D43/208
Fターム (10件):
3J068AA02 ,  3J068AA07 ,  3J068BA11 ,  3J068BB03 ,  3J068CA06 ,  3J068CB03 ,  3J068DD08 ,  3J068EE01 ,  3J068EE04 ,  3J068GA20
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 一方向クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-170587   出願人:株式会社ジェイテクト
  • ワンウェイクラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-066248   出願人:本田技研工業株式会社
  • 一方向クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-337357   出願人:株式会社ジェイテクト
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