特許

J-GLOBAL ID：201603016003748884

癒着防止材及びその製造方法

発明者： 大矢 裕一 ,  吉田 泰之 ,  川原 佳祐 ,  高橋 明裕 ,  葛谷 明紀 ,  向井 智和
出願人/特許権者： 学校法人 関西大学 ,  川澄化学工業株式会社
代理人 (1件)： 特許業務法人三枝国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2015-071184
公開番号（公開出願番号）：特開2016-189894
出願日： 2015年03月31日
公開日（公表日）： 2016年11月10日
要約：

【課題】本発明は、温度に応答してゾル-ゲル転移を示す癒着防止材であって、体内等の湿潤条件下において、ゲル状態を長期間維持できる癒着防止材を提供する。【解決手段】(1)両末端に反応性の官能基を有するA-B-A型トリブロック共重合体、及び(2)該A-B-A型トリブロック共重合体と反応可能な化合物を含有する癒着防止材であって、該Aブロックが、ポリ(ε-カプロラクトン-co-グリコール酸)を含み、該Bブロックが、ポリエチレングリコール鎖を含む、癒着防止材。【選択図】図2

請求項（抜粋）：

(1)両末端に反応性の官能基を有するA-B-A型トリブロック共重合体、及び (2)該A-B-A型トリブロック共重合体と反応可能な化合物又はその塩を含有する癒着防止材であって、 該Aブロックが、ポリ(ε-カプロラクトン-co-グリコール酸)を含み、 該Bブロックが、ポリエチレングリコール鎖を含む、癒着防止材。

IPC (2件)：

A61L 31/00 ,  A61P 41/00

FI (3件)：

A61L31/00 P ,  A61P41/00 ,  A61L31/00 T

Fターム (15件)：

4C081AC06 ,  4C081BA16 ,  4C081BA17 ,  4C081BB02 ,  4C081BB03 ,  4C081CA15 ,  4C081CA18 ,  4C081CA19 ,  4C081CA24 ,  4C081CC01 ,  4C081CC04 ,  4C081CC09 ,  4C081CD17 ,  4C081DA12 ,  4C081EA05

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 温度応答性を有する生分解性ポリマー組成物及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2015-071185   出願人：学校法人関西大学
• 癒着防止材及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2013-101388   出願人：学校法人関西大学, 川澄化学工業株式会社
• 急速ゲル化生体適合性ポリマー組成物
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2000-611963   出願人：コヒージョンテクノロジーズ,インコーポレイテッド