特許
J-GLOBAL ID:201603016666619956
エタノールの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (4件):
志賀 正武
, 寺本 光生
, 棚井 澄雄
, 山口 洋
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-019048
特許番号:特許第6026026号
出願日: 2016年02月03日
要約:
【課題】発酵前の水処理、特に酸、アルカリ等による前処理により生成する単糖の過分解物及び副産物の有機酸等の発酵阻害物質の除去処理設備が必要ないリグノセルロース系バイオマス由来化合物の製造方法の提供。
【解決手段】A)前処理済リグノセルロース系バイオマス及び酵素を混合し、糖化する工程と、(B)工程(A)で得られた糖化液及び糖化残渣に、酵母を植菌し、発酵する工程と、を備え、工程(B)の前に、(M)工程(A)前の前処理済リグノセルロース系バイオマスを含む液中又は工程(A)で得られた糖化液中の発酵阻害物質の濃度に応じて、発酵阻害を受けない酵母の菌体濃度の臨界値以上の酵母の菌体濃度となる、予め設定された基準値となる様に、工程(B)における酵母の菌体濃度を決定する工程を備え、工程(B)において、工程(M)において決定された菌体濃度となる様に酵母を植菌する製造方法。
【選択図】なし
請求項(抜粋):
【請求項1】エタノールの製造方法であって、
(A)前処理済リグノセルロース系バイオマス及び酵素を混合し、糖化する工程と、
(B)前記工程(A)で得られた糖化液及び糖化残渣に、酵母を植菌し、発酵する工程と、を備え、
前記酵母がサッカロミセス・セレビシエ(Saccharomyces Cerevisiae)であり、
前記工程(A)の前、又は、工程(A)の後であって、工程(B)の前に、
(M)前記工程(A)前の前記前処理済リグノセルロース系バイオマスを含む液中、又は、前記工程(A)で得られた糖化液中のフルフラールの濃度に応じて、予め設定された基準値となるように、前記工程(B)における酵母の菌体濃度を決定する工程を備え、
前記予め設定された基準値が、フルフラールの濃度に応じた発酵阻害を受けない酵母の菌体濃度の臨界値以上の酵母の菌体濃度であって、
前記工程(B)において、前記工程(M)において決定された前記菌体濃度となるように酵母を植菌することを特徴とする製造方法。
IPC (2件):
C12P 7/06 ( 200 6.01)
, C12N 1/16 ( 200 6.01)
FI (2件):
引用特許:
出願人引用 (4件)
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アルコール発酵性酵母及びこれを用いたエタノール製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-106550
出願人:新日鉄エンジニアリング株式会社
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エタノールの生産方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-052870
出願人:コスモ石油株式会社
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酵母変異株を用いたエタノール製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-252029
出願人:秋田県
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バイオマスからのエタノールの生産方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-032056
出願人:国立大学法人神戸大学
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審査官引用 (4件)
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アルコール発酵性酵母及びこれを用いたエタノール製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-106550
出願人:新日鉄エンジニアリング株式会社
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エタノールの生産方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-052870
出願人:コスモ石油株式会社
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酵母変異株を用いたエタノール製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-252029
出願人:秋田県
引用文献:
出願人引用 (3件)
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Process Biochemistry, 2006, vol.41, p.1223-1228
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Int. J. Environ. Res., 2010, vol.4, no.1, p.137-142
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J. Biosci. Bioeng., 2000, vol.90, no.4, p.374-380
審査官引用 (3件)
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Process Biochemistry, 2006, vol.41, p.1223-1228
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Int. J. Environ. Res., 2010, vol.4, no.1, p.137-142
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J. Biosci. Bioeng., 2000, vol.90, no.4, p.374-380
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