特許
J-GLOBAL ID:201603017368514170

疲労特性と延性に優れ、且つ延性の面内異方性の小さい高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 憲一郎 ,  小林 英一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-143174
公開番号(公開出願番号):特開2014-005514
特許番号:特許第5870861号
出願日: 2012年06月26日
公開日(公表日): 2014年01月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を具えた高強度溶融亜鉛めっき鋼板であって、前記鋼板が、質量%で、 C :0.05%以上0.20%以下、 Si:0.8%以上2.0%以下、 Mn:2.0%以上3.0%以下、 P :0.001%以上0.050%以下、 S :0.0001%以上0.0100%以下、 Al:0.001%以上0.300%以下、 N :0.0005%以上0.0100%以下、 Ti:0.005%以上0.050%以下、 B :0.0003%以上0.0050%以下 を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成と、面積率30%以上のフェライトと、面積率20%以上のマルテンサイトを有するとともに、前記フェライトと前記マルテンサイトの面積率の和が98%であり、前記フェライトが平均結晶粒径10μm以下で、下記(1)式を満たす組織とを有し、更に、下記(2)式および(3)式を満たすことを特徴とする780MPa以上のTSを有し、さらに疲労特性および延性に優れ、且つ延性の面内の異方性の小さい高強度溶融亜鉛めっき鋼板。 記 |(ARL+ARC-2×ARD)/2| < 0.2 ・・・ (1) |(ELL+ELC-2×ELD)/2| < 1.0 ・・・ (2) |(U.ELL+U.ELC-2×U.ELD)/2| < 0.6 ・・・ (3) 但し、ARLはL断面のフェライト結晶粒のアスペクト比、 ARCはC断面のフェライト結晶粒のアスペクト比、 ARDはD断面のフェライト結晶粒のアスペクト比、 ELLはL方向の全伸び、ELCはC方向の全伸び、 ELDはD方向の全伸び、U.ELLはL方向の均一伸び、 U.ELCはC方向の均一伸び、U.ELDはD方向の均一伸び。
IPC (7件):
C22C 38/00 ( 200 6.01) ,  C22C 38/14 ( 200 6.01) ,  C22C 38/58 ( 200 6.01) ,  C21D 9/46 ( 200 6.01) ,  C23C 2/06 ( 200 6.01) ,  C23C 2/28 ( 200 6.01) ,  C23C 2/40 ( 200 6.01)
FI (7件):
C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58 ,  C21D 9/46 J ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28 ,  C23C 2/40
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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