特許
J-GLOBAL ID:200903038295829101
高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
落合 憲一郎
, 森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-349488
公開番号(公開出願番号):特開2008-156734
出願日: 2006年12月26日
公開日(公表日): 2008年07月10日
要約:
【課題】絞り成形性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。【解決手段】鋼板表層組織の改善により、深絞り成形時の縦壁部での破断を抑制する。具体的には、平均結晶粒径10μm以下のフェライト相と体積分率30〜90%のマルテンサイト相を含み、板厚表層硬度の板厚中心硬度に対する比が0.6〜1であり、めっき層と鋼板の界面から鋼板側内部へ進展している亀裂および凹部の最大深さが0〜20μmであり、亀裂と凹部以外の平滑部面積率が60%〜100%である組織とする。このような組織を有する鋼板を得るためには、例えば、溶融亜鉛めっき処理では、600°C以上の昇温過程から焼鈍温度を経て450°Cまでの冷却過程までの範囲内における熱処理炉内雰囲気を水素濃度2〜20%かつ露点-60〜-10°Cとし、760〜860°Cの焼鈍温度で10〜500秒保持した後、1〜30°C/秒の平均冷却速度で冷却する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
mass%で、C:0.03〜0.12%、Si:0.01〜1.0%、Mn:1.5〜2.5%、P:0.001〜0.05%、S:0.0001〜0.005%、Al:0.005〜0.15%、N:0.001〜0.01%、Cr:0.01〜0.5%、Ti:0.005〜0.05%、Nb:0.005〜0.05%、V:0.005〜0.5%、B:0.0003〜0.0030%を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、
平均結晶粒径10μm以下のフェライト相と体積分率30〜90%のマルテンサイト相を含む組織を有し、
板厚表層硬度の板厚中心硬度に対する比が0.6〜1であり、めっき層と鋼板の界面から鋼板側内部へ進展している亀裂および凹部の最大深さが0〜20μmであり、さらに、前記亀裂および前記凹部以外の平滑部面積率が60%〜100%であることを特徴とする高強度溶融亜鉛めっき鋼板。
IPC (5件):
C22C 38/00
, C22C 38/38
, C22C 38/58
, C21D 9/46
, C23C 2/06
FI (5件):
C22C38/00 301T
, C22C38/38
, C22C38/58
, C21D9/46 J
, C23C2/06
Fターム (50件):
4K027AA05
, 4K027AA23
, 4K027AB02
, 4K027AB42
, 4K027AC12
, 4K027AC73
, 4K027AC87
, 4K027AE12
, 4K027AE33
, 4K027AE34
, 4K037EA01
, 4K037EA02
, 4K037EA05
, 4K037EA06
, 4K037EA11
, 4K037EA13
, 4K037EA15
, 4K037EA16
, 4K037EA17
, 4K037EA18
, 4K037EA19
, 4K037EA20
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA26
, 4K037EA27
, 4K037EA31
, 4K037EA32
, 4K037EA36
, 4K037EB05
, 4K037EB08
, 4K037EB09
, 4K037EB11
, 4K037FA02
, 4K037FA03
, 4K037FC04
, 4K037FE01
, 4K037FE02
, 4K037FG00
, 4K037FH01
, 4K037FJ02
, 4K037FJ05
, 4K037FK02
, 4K037FK03
, 4K037FM02
, 4K037GA05
, 4K037GA08
, 4K037JA01
, 4K037JA06
, 4K037JA07
引用特許:
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