特許
J-GLOBAL ID:201603017676855026
セパレーターによる熱橋の除去工法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人梶・須原特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-008584
特許番号:特許第5959775号
出願日: 2016年01月20日
要約:
【課題】セパレーターによる熱橋をより効果的に除去する。
【解決手段】セパレーター主軸11を、断熱材支持具22を通じてセパレーター主軸12と取り外し可能に接続する。セパレーター主軸11は、コンクリート層52及び断熱材41の両方を貫通して断熱材支持具22と連結させる。コンクリート打設後、セパレーター主軸11をコンクリート層52から引き抜く。
【選択図】図6
請求項(抜粋):
【請求項1】断熱材を挟んでその両側に外壁用のコンクリートを打設する際にセパレーター構造を使用するに当たって、セパレーターによる熱橋を除去する工法であって、
前記セパレーター構造が、
前記断熱材の両側のうちの一方側に前記外壁用のコンクリートを打設するために設置される第1のセパレーター軸と、
前記断熱材の両側のうちの他方側に前記外壁用のコンクリートを打設するために設置され、前記断熱材を貫通して前記第1のセパレーター軸と取り外し可能に接続する第2のセパレーター軸と、
前記第2のセパレーター軸とコンクリートとの間に配置され、前記第2のセパレーター軸とコンクリートとを隔てることで前記第2のセパレーター軸とコンクリートとが互いに固着するのを抑制する筒部材とを備えており、
前記工法として、
前記第2のセパレーター軸より短い第3のセパレーター軸を、前記断熱材を貫通させて前記第1のセパレーター軸と取り外し可能に接続すると共に、第1の板部材を、前記第1のセパレーター軸とは反対側から前記断熱材を支持するように前記第3のセパレーター軸に取り付ける工程と、
前記断熱材との間に間隙を形成するように前記第1のセパレーター軸に取り付けられた第2の板部材と前記断熱材との間に前記外壁用のコンクリートのうちの一方側を打設する第1の打設工程と、
前記第1の板部材を前記第3のセパレーター軸から取り外すと共に、前記第3のセパレーター軸を前記第1のセパレーター軸から取り外す工程と、
前記第2のセパレーター軸を、前記断熱材を貫通させて前記第1のセパレーター軸と取り外し可能に接続すると共に、第3の板部材を、前記断熱材との間に間隙を形成するように前記第2のセパレーター軸に取り付ける工程と、
前記外壁用のコンクリートのうちの他方側を前記第3の板部材と前記断熱材との間に打設する第2の打設工程と、
前記第3の板部材を前記第2のセパレーター軸から取り外すと共に、前記第2のセパレーター軸を前記第1のセパレーター軸から取り外す工程とを備えていることを特徴とするセパレーターによる熱橋の除去工法。
IPC (5件):
E04G 17/06 ( 200 6.01)
, E04B 1/80 ( 200 6.01)
, E04B 1/76 ( 200 6.01)
, E04B 2/86 ( 200 6.01)
, E04G 9/10 ( 200 6.01)
FI (5件):
E04G 17/06 101 C
, E04B 1/80 100 E
, E04B 1/76 500 F
, E04B 2/86 611 V
, E04G 9/10 103 B
引用特許:
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