特許
J-GLOBAL ID:201603018648095632

欠陥検出装置、欠陥検出方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-163794
公開番号(公開出願番号):特開2016-038361
出願日: 2014年08月11日
公開日(公表日): 2016年03月22日
要約:
【課題】微小欠陥の検出も可能であり、且つ、比較的厚みの薄い小径の溶接鋼管であっても欠陥の検出精度の向上を実現する。【解決手段】区分数設定部1421により区分数Nに分けられた管厚みの方向の領域ごとに、探傷用超音波ビーム131の最大音圧位置と溶接部210の位置とが一致するように当該探傷用超音波ビーム131を送信する探傷用超音波振動子群を設定する超音波振動子群設定部1422と、区分数Nに分けられた各領域に対して前記設定された探傷用超音波振動子群から探傷用超音波ビーム131を順次送信する送信部145-1と、反射したそれぞれの探傷用超音波ビーム131を、当該探傷用超音波ビーム131を送信した探傷用超音波振動子群を介して順次受信する受信部145-2と、受信部145-2で順次受信した探傷用超音波ビームに基づいて溶接部210に欠陥が存在するか否かを判定する欠陥判定部147を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
溶接鋼管の管軸方向に沿って形成された溶接面に存在する欠陥を検出する欠陥検出装置であって、 前記溶接鋼管の外表面の外側に設置され、複数の超音波振動子が配列されたフェイズドアレイ探触子と、 前記フェイズドアレイ探触子を構成する前記複数の超音波振動子のうちの一部の超音波振動子からなる探傷用超音波振動子群から、前記溶接鋼管の外表面から前記溶接鋼管内に入射した探傷用超音波ビームが前記溶接鋼管の内表面で反射することなく前記溶接面に対して略垂直に直接入射し且つ前記溶接面に収束するように、前記探傷用超音波ビームを送信する送信手段と、 前記溶接鋼管の管厚みと、前記溶接面における前記探傷用超音波ビームの有効ビーム径とに基づいて、前記溶接面における前記管厚みの方向の領域の区分数Nを設定する区分数設定手段と、 実測または3次元シミュレーション解析により予め導出された、前記区分数Nに分けられた領域ごとの前記探傷用超音波ビームの前記溶接鋼管の円周方向における最大音圧位置に係る情報に基づいて、前記区分数Nに分けられた領域ごとに、前記探傷用超音波ビームの前記最大音圧位置と前記溶接面の位置とが一致するように前記探傷用超音波振動子群を設定する超音波振動子群設定手段と、 前記送信手段を制御して、前記区分数Nに分けられた各領域に対して、前記超音波振動子群設定手段において前記区分数Nに分けられた領域ごとに設定された探傷用超音波振動子群から前記探傷用超音波ビームを順次送信させる制御手段と、 反射したそれぞれの前記探傷用超音波ビームを、当該探傷用超音波ビームを送信した前記探傷用超音波振動子群を介して順次受信する受信手段と、 前記受信手段で順次受信した前記探傷用超音波ビームに基づいて、前記溶接面に欠陥が存在するか否かを判定する欠陥判定手段と、 を有することを特徴とする欠陥検出装置。
IPC (1件):
G01N 29/04
FI (1件):
G01N29/10 505
Fターム (13件):
2G047AA06 ,  2G047AB01 ,  2G047AB08 ,  2G047BA03 ,  2G047BB02 ,  2G047BC09 ,  2G047CA01 ,  2G047DB02 ,  2G047DB10 ,  2G047EA10 ,  2G047GB02 ,  2G047GF17 ,  2G047GF18
引用特許:
審査官引用 (2件)

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