特許
J-GLOBAL ID:201603019042870076

トナー及びトナーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 阿部 琢磨 ,  黒岩 創吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-017481
公開番号(公開出願番号):特開2016-157107
出願日: 2016年02月01日
公開日(公表日): 2016年09月01日
要約:
【課題】 優れた低温定着性と耐久性とを有し、かつ、着色力にも優れたトナーと提供する。【解決手段】 トナーが、結着樹脂、顔料、結晶性樹脂および非晶性樹脂を含有するトナー粒子を有し、顔料に対する結晶性樹脂の吸着率A1が5%以上40%以下、顔料に対する非晶性樹脂の吸着率A2が20%以上60%以下であり、かつ、A1およびA2が式(1)を満たし、式(2)で示される相溶化度が70%以下であることを特徴とする。 相溶化度(%)=(1-B1/B2)×100 (2)【選択図】 なし
請求項(抜粋):
結着樹脂、顔料、結晶性樹脂および非晶性樹脂を含有するトナー粒子を有するトナーであって、 該顔料に対する該結晶性樹脂の吸着率A1が5%以上40%以下であり、 該顔料に対する該非晶性樹脂の吸着率A2が20%以上60%以下であり、 該A1および該A2が下記式(1)を満たし、 A1<A2 (1) (式(1)中、A1は、スチレン16質量部とn-ブチルアクリレート4質量部とを混合した溶媒20質量部、該結晶性樹脂0.1質量部、及び該顔料1.0質量部とを混合して得られた混合液を測定したときの吸着率を示す。 A2は、スチレン16質量部とn-ブチルアクリレート4質量部とを混合した溶媒20質量部、該非晶性樹脂0.1質量部、及び該顔料1.0質量部とを混合して得られた混合液を測定したときの吸着率を示す。) 下記式(2)で示される相溶化度が70%以下であることを特徴とするトナー。 相溶化度(%)=(1-B1/B2)×100 (2) (式(2)中、 B1は、該非晶性樹脂と該結晶性樹脂とを9:1の質量比で混合した樹脂混合物を、30°Cから200°Cまで加熱し、次いで200°Cから0°Cまで冷却し、次いで0°Cから120°Cまで加熱し、120°Cで5分間保持した後に、120°Cから0°Cまで冷却したとき(2度目の降温過程)、示差走査熱量計で測定される、2度目の降温過程での該結晶性樹脂の結晶化に由来する発熱ピークの発熱量(J/g)を示す。 B2は、該結晶性樹脂単独を、30°Cから200°Cまで加熱し、次いで200°Cから0°Cまで冷却し、次いで0°Cから120°Cまで加熱し、120°Cで5分間保持した後に、120°Cから0°Cまで冷却したとき(2度目の降温過程)、示差走査熱量計で測定される、2度目の降温過程での該結晶性樹脂の結晶化に由来する発熱ピークの発熱量(J/g)を示す。ただし、B1およびB2において、該樹脂混合物および該結晶性樹脂を加熱するときの昇温速度、又は冷却するときの降温速度は、いずれも10°C/minである。)
IPC (2件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/09
FI (6件):
G03G9/08 321 ,  G03G9/08 361 ,  G03G9/08 325 ,  G03G9/08 331 ,  G03G9/08 384 ,  G03G9/08 381
Fターム (16件):
2H500AA01 ,  2H500AA06 ,  2H500BA07 ,  2H500BA09 ,  2H500CA03 ,  2H500CA06 ,  2H500CA29 ,  2H500CB14 ,  2H500EA11B ,  2H500EA34B ,  2H500EA39B ,  2H500EA40B ,  2H500EA40C ,  2H500EA41B ,  2H500EA45B ,  2H500EA47C
引用特許:
審査官引用 (13件)
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