特許
J-GLOBAL ID:201603019209897486

軋み音低減用熱可塑性樹脂組成物、接触用部品及び構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 健次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-144336
公開番号(公開出願番号):特開2016-180124
出願日: 2016年07月22日
公開日(公表日): 2016年10月13日
要約:
【課題】部品同士が擦れ合うときに発生する軋み音が著しく低減され、かつ高温下に長時間置かれた場合においても軋み音低減効果が低下せずに維持され、さらには耐衝撃性及び成形外観に優れた構造体を与え得る熱可塑性樹脂組成物を提供する。【解決手段】エチレン・α-オレフィン系ゴム質重合体〔a1〕の存在下にビニル系単量体〔b1〕を重合して得られるゴム強化ビニル系樹脂〔A〕を含有してなる熱可塑性樹脂組成物〔X〕であって、該〔a1〕の含有量が、該熱可塑性樹脂組成物〔X〕100質量%に対して5〜30質量%であり、該〔a1〕の結晶化度が1〜20%であり、該〔a1〕の引張強さ(TS )が0.5〜7MPa、切断時伸び(EB )が500%以上、硬度(タイプAデュロメータ)が40〜85、ムーニー粘度(ML1+4 、100 °C)が5〜60であり、該〔X〕中のフリーゴム含有量が1〜30質量%であることを特徴とする軋み音低減用熱可塑性樹脂組成物である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エチレン・α-オレフィン系ゴム質重合体〔a1〕の存在下にビニル系単量体〔b1〕を重合して得られるゴム強化ビニル系樹脂〔A〕を含有してなる熱可塑性樹脂組成物〔X〕であって、 該エチレン・α-オレフィン系ゴム質重合体〔a1〕の含有量が、該熱可塑性樹脂組成物〔X〕100質量%に対して5〜30質量%であり、 該エチレン・α-オレフィン系ゴム質重合体〔a1〕の結晶化度が1〜20%であり、 該エチレン・α-オレフィン系ゴム質重合体〔a1〕の引張強さ(TS )が0.5〜7MPa、切断時伸び(EB )が500%以上、硬度(タイプAデュロメータ)が40〜85、ムーニー粘度(ML1+4 、100 °C)が5〜60であり、 該熱可塑性樹脂組成物〔X〕中のフリーゴム含有量が1〜30質量%であることを特徴とする軋み音低減用熱可塑性樹脂組成物。
IPC (3件):
C08L 51/06 ,  C08L 57/00 ,  C08F 255/04
FI (3件):
C08L51/06 ,  C08L57/00 ,  C08F255/04
Fターム (23件):
4J002AA01X ,  4J002BC06X ,  4J002BN06W ,  4J002GL00 ,  4J002GM00 ,  4J002GN00 ,  4J002GQ00 ,  4J026AC01 ,  4J026AC32 ,  4J026AC34 ,  4J026AC36 ,  4J026BA05 ,  4J026BA31 ,  4J026BB03 ,  4J026DA08 ,  4J026DA17 ,  4J026DA19 ,  4J026DB02 ,  4J026DB09 ,  4J026DB15 ,  4J026DB40 ,  4J026EA04 ,  4J026GA09
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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