特許
J-GLOBAL ID:201603019317244260

精神状態判定方法及び精神状態判定プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松山 裕一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-035743
公開番号(公開出願番号):特開2016-163698
出願日: 2016年02月26日
公開日(公表日): 2016年09月08日
要約:
【課題】簡易且つ簡便にうつの傾向があるか否か等精神状態等の精神状態を物理的に判定できる精神状態判定方法を提供すること。【解決手段】複数の測定データから判定用の基礎データを作成する作成工程と測定データから使用者の精神状態を判定する判定工程とを具備し、作成工程は、測定データを得る測定工程と、得られた測定データを所定の式に代入してロジスティック判別分析を行う判別工程と、各測定データにおける相関係数を求め、相関係数による関数を求め、該関数における正の側の変曲点と負の側の変曲点とを求め、中間領域と鬱領域と正常領域とを設定する設定工程とを具備し、判定工程は、測定データがどの領域に位置するかの判定を行う第1判定工程と、中間領域に位置するデータに対しては、データが正であるか負であるかと問診票データの傾向を照合して両者の傾向が一致していれば正常、異なっていれば鬱と判定する第2判定工程とを行う精神状態判定方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
問診票データと、使用者の心拍変動指標(HRV)の高周波成分(HF)の変化と低周波成分(LF)の変化を測定して得られる測定データとを用いて、使用者の精神状態を判定する精神状態判定方法であって、 複数の測定データから判定用の基礎データを作成する作成工程と上記測定データから使用者の精神状態を判定する判定工程とを具備し、 上記作成工程は、 使用者に精神負荷をかけ、その前、精神負荷をかけている最中、及びその後のそれぞれにおける心拍変動指標(HRV)の高周波成分(HF)と低周波成分(LF)とを測定して上記測定データを得る測定工程と、 得られた測定データを3つのステージに分けることなく、所定の式に代入してロジスティック判別分析を行う判別工程と、 判別工程により得られた複数のデータを、0点を中心にしてそこから所定の±間隔を定めて、その間隔を徐々に広げながら相関関数をとり、各測定データにおける相関係数を求め、得られた相関係数による関数を求め、該関数における正の側の変曲点と負の側の変曲点とを求め、これらの変曲点に挟まれた部分を中間領域とし、正の側の変曲点より以上の領域を鬱領域とし、負の側の変曲点より以下の領域を正常領域として、3つの領域を設定する設定工程とを具備し、 上記判定工程は、 上記測定データがどの領域に位置するかの判定を行う第1判定工程と、 上記中間領域に位置するデータに対しては、当該データが正であるか負であるかと問診票データの傾向が鬱傾向となっているか正常傾向となっているかを照合して両者の傾向が一致していれば正常、異なっていれば鬱と判定する第2判定工程とを行うことを特徴とする精神状態判定方法。
IPC (4件):
A61B 5/16 ,  A61B 5/045 ,  A61B 5/02 ,  A61B 5/024
FI (4件):
A61B5/16 ,  A61B5/04 312R ,  A61B5/02 310A ,  A61B5/02 712
Fターム (10件):
4C017AA02 ,  4C017AA09 ,  4C017AA19 ,  4C017BC21 ,  4C027AA02 ,  4C027BB03 ,  4C027GG05 ,  4C027GG11 ,  4C027GG15 ,  4C038PP03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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